NY原油市況=反落、露ウ和平交渉に対する楽観的な見方で後半崩れる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2026/01     58.58      59.64      58.27      58.55      - 0.10
  2026/02     58.33      59.34      58.02      58.29      - 0.13
  2026/03     58.18      59.12      57.83      58.09      - 0.17
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              518,675             1,897,605   (+ 19,998)
                    帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2025/12     233.30    + 0.75
                   2026/01     230.31    + 0.29
改質ガソリン        2025/12     189.59    + 0.69
                   2026/01     182.15    - 0.58

注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.13〜0.10ド
ル安、その他の限月は0.38〜0.17ドル安。中心限月の1月限は0.10ドル安
の58.55ドル。

 アジアの時間帯にCMEのシステム障害で取引が停止したが、取引再開後はドル安も
あってこれまでの戻り基調を継続した。しかし米国の時間帯後半に露ウ和平交渉に関し
て、ロシアによる領土割譲を拒否する考えを示していたウクライナのイエルマーク大統
領府長官が汚職疑惑で辞任したことが報じられたことで、露ウ和平交渉に対する楽観的
な見方が支配的になり高値から大きく崩れる展開となった。結局小幅ながらマイナス引
けした。

 1月限はシステム障害で取引が停止するまでのアジアの時間帯の時間外取引前半には
59ドル近辺のもみ合いとなっていたが、取引再開後はさらに戻り高値を更新する展開
となり、高値は59.64ドルまであった。しかし後半は一転して崩れる展開となり、
58ドル台中盤まで高値から1ドル以上急落する展開となった。

 ロシアとウクライナの和平交渉に関連して、ロシアによる領土割譲を拒否する考えを
示していたイエルマーク大統領府長官がこの日突如として汚職疑惑から辞任したこと
で、和平交渉が進むとの見方が市場に優勢となった。同長官は政権のナンバー2とも言
われ、ゼレンスキー大統領の片腕とみられていた。
 なお、今週末にウクライナと米国の代表団の協議が予定されている。

 米ベーカー・フューズが発表した米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は、
407基と、前週の419基から12基も急減した。また4年振りの低水準となってい
る。
 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに総じて下落。原油が高値から崩れてマイナ
ス引けしたことに圧迫されたが、ガソリンは当限、ヒーティングオイルは期近2本がプ
ラス引けした。
今日の材料
・ウクライナのイエルマーク大統領府長官がこの日汚職疑惑から辞任。
・米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は407基と、前週の419基から12基
 も急減。4年振りの低水準=米ベーカー・フューズ。
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