【市況】 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高に上値を抑 えられたが、押し目は買われた。銀はニューヨーク高を受けて急伸した。 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が175〜257円高、金ミニが 10.0〜321.0円高、ゴールドスポットが1048円高、銀が5.0〜26.0 円高。 午前11時3分現在の出来高は、金が2万5644枚、金ミニが1万6593枚、ゴ ールドスポットが2101枚、銀が31枚。 【NY金は米利下げ観測やドル安が支援】 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測やドル安が支援要因になった。CME のフェドウォッチで、12月利下げの確率は87.4%(前日86.4%)となった。 ウォラーFRB理事の利下げ発言などが背景にある。 取引所運営会社の米CMEグループで28日に障害が発生した問題で、1335GM T(日本時間午後10時35分)分までに、外国為替、株式、債券先物などの取引 が 復旧した。LSEGのデータで分かった。 米国とウクライナの当局者は30日、ロシアとの和平案を巡り米南部フロリダ州で協 議した。双方が協議は生産的だったとし、ルビオ米国務長官は紛争終結に向けた課題を 認めつつも進展に楽観的な見方を示した。 金先限は10月21日以来の高値2万1653円を付けた。ニューヨーク高が支援 要因になった。円相場は1ドル=155円台後半の円高に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FR B)の利下げ観測やドル安を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の 4223.81ドルから、買い優勢となった。 午前11時現在、4253.20ドルで推移、銀は5778セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4188.16ドル、銀が5411セント。 MINKABU PRESS
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