[本日の見通し]石油=期中は浮上の可能性も3ケタ高までの上伸力はない

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は6万1290円まで反転したが、上げ幅
を削り、小幅安で推移。小幅安ながら6万1000円台を維持し、下値は堅く推移。た
だ総出来高が166枚にとどまり、積極的に新規買いが仕掛けられている感じはない。
この後、急速に出来高が増えるとは考えにくく、中盤までは動意を欠く展開か。
 夜間取引の引け時は期中4月限と期中5月限はほぼ同値だった。日中取引に入り、逆
ザヤが200円以上まで拡大する場面があったが、200円以下に縮小して推移。この
後、4、5月限がプラスサイドに浮上する可能性はあるが、3ケタ高まで上値を伸ばす
上伸力はないと予想。

 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.28ドル高の59.60ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは59.48ドルから59.67ドル。
 原油4月限の予想レンジは6万0800円から6万1300円、ガソリン先限は7万
4500円から7万5500円、灯油先限は8万5500円から8万6500円。
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