[今夜の視点]シカゴコーン=3月限は450セント台を試すか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は強含み。午後から地合いを引き締めている。相変わらず輸
出需要の好調さは維持しているものの、大豆の値動きに左右されやすい地合いのため、
大豆が戻さないとなかなか買い意欲が強まらない状況と。その大豆は中国向けの輸出成
約がさらに発表されるか否かが焦点となっている。
 チャート的には、3月限は引き続き450セント台を試すか否かに注目したい。

 前日のシカゴは反落。通常の週間輸出検証高に加えて、後追いで発表された10月
23日までの週の週間輸出成約高も高水準となり、輸出需要面の好調さが引き続き示さ
れたものの、大豆が反落したことで上値が重くなった。このところ進展していたドル安
がこの日は米国の時間帯に一服となり、米株も軟調だったことで買い意欲が強まらなか
った。

 3月限は449.00セントまで戻したものの、450セント台に届かなかったこと
で、その後は手じまい売りが優勢となった。引けは445.00セントだった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 消費者物価指数 2025年11月速報(EUROSTAT)
【経済】 19:00 雇用統計 2025年10月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 新車販売台数 2025年11月(Autodata)
【工業】 12/3 06:30 週間石油統計(API)
【商品】 12/3 05:30 建玉明細報告(CFTC)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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