プラチナ市況=プラチナがまちまち、期先は金につれ安も切り返す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         21,160   + 18    21,393  - 47  : 4,207.69   - 1.51
銀          290.0   +5.0     293.8  +9.4  : 5,793.00   +88.00
プラチナ     8,143   + 70     7,696  + 11  : 1,650.50   + 2.50
パラジウム   7,300   +100     7,300  +100  : 1,452.69   +21.12
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    155.57   -0.22  ユーロ・ドル相場   1.1643  +0.0035
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。金に押し目買いが入ったこと
を受けて買い優勢で始まった。その後は戻りを売られたが、金堅調を受けて押し目は買
われた。先限は正午前に50円近い上昇で推移。午後に入り、堅調に推移したが、後半
は金期先の軟化につれ安となる場面があったが、切り返した。期近2本は堅調。期中2
本は小幅安。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は上昇。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが20円安〜74円高、プラチナスポットが
27円高、パラジウムが100円高。
 推定出来高は、プラチナが5653枚、プラチナミニが913枚、プラチナスポ
ットが2733枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は終盤、7700円を挟んで小幅高】
 プラチナ先限は夜間取引の前半に7589円まで下落し、11月26日以来の安値を
つけた。夜間取引で7752円まで反転した後、一時7623円まで反落する乱高下と
なった。日中取引は7769円まで上昇。高値を離れたが、終盤から引けは7700円
を挟んで小幅高で推移。出来高は中盤まで薄商いだったが、後半から終盤は売買が交錯
し、5600枚台(標準)まで増えた。
 ドル建て現物相場が下値堅く推移は追い風だが、ニューヨークプラチナ時間外取引の
反発力は限られ、金、銀の値動きに左右される動きを継続か。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。朝方の1642.70ドルから、戻
りを売られる場面も見られたが、金堅調が下支えになった。午後なり、1627ドル台
まで急する場面があったが、1630ドル割れはすかさず買い拾われ、1657ドルま
で反騰する乱高下。午後4時過ぎから売り圧力が強まり、再度、1650ドル割れ。
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