シカゴコーン市況=総じて反発、強気な週間輸出と大口成約が買いを支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/12    432.75      438.25      431.00      437.75      + 6.25
  2026/03    443.00      448.00      441.75      447.25      + 3.75
  2026/05    450.50      454.75      449.50      454.50      + 3.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       272,604        286,573        1,448,979 (- 10,764)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(10月30日までの週)
 コーン:197万2000トン(事前予想レンジ:140万〜250万トン)
 小 麦: 51万5900トン(事前予想レンジ:25万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(12月10日−12月14日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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 コーンは総じて反発。前日比は変わらず〜6.25セント高。中心限月の3月限は
3.75セント高の447.25セント。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週に続いて190万トン台を記録
したうえ、2件の大口成約も伝えられたことが強気材料視され買い優勢となった。た
だ、9日に発表が予定されているUSDA月例需給報告を前にした玉整理の動きもあ
り、3月限は小幅な伸びにとどまった。

 3月限は443セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまで442.25
セントに何度も安値に顔合わせする低迷となったが、米国の時間帯を迎えると441.
75セントの安値を付けた直後に地合いを引き締めプラスサイドに浮上。終盤は446
セントを下値支持線とする高もみとなり、この中で448セントの高値を記録。高値圏
を維持したまま取引を終えた。
 米農務省(USDA)が発表した10月30日の週までの週間純輸出成約高は197
万2000トンで、前週の196万5300トンをわずかながら上回った。
 今年度の累計純輸出成約高は3736万0500トンと、前年同期の2858万
6300トンをおよそ31%上回っている。
 USDAは25/26年度積みでコロンビア向けの10万0800トンのコーンの
大口成約に加え、同年度積みでメキシコ向け39万2500トンのコーンの大口成約を
発表した。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では前線の停滞に伴い中部では散発的な降雨およびまとまった雨量を伴
う降雨が発生。この雨は土壌水分の乾燥が懸念されていた同地にとって慈雨となってい
る。一方の極南部では土壌水分は適度な水準を維持しているが、今後は少雨傾向が強ま
るにつれ、土壌水分の乾燥に対する意識が高まりそうだ。なお、8〜9日も散発的な降
雨となるもよう。
 アルゼンチン産地のこの数日は降雨は発生しないが、6〜7日にかけて降雨が見込ま
れる。アルゼンチンでは降雨の発生しない期間がしばらく見られた後にまとまった雨量
を伴う降雨が発生するパターンが見られており、多くの地域で土壌水分は潤沢ながら、
降雨の時期が不安定であることが、生育に影響を与えるリスクが懸念される。
 シカゴ小麦は総じて反発。米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が51万
トン台と前週の49万9800トンを僅かながら上回ったことが好感された。また、
大豆、コーンと農産物の堅調も強気材料視された。ただ、米産地では降雨が続き土壌
水分の確保が見込まれることが重石となり、上げ幅は限定的だった。
 3月限は前営業日比2.00セント高の540.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは、南部を前線が通過しこれに伴い一部地域で散発的な降雨が発生。6
〜7日にかけて新たに前線が通過する見通し。この前線通過に伴う雨量は限られたもの
となるうえ、通過後には気温が上昇すると見られるが、8日の週半ばには新たな前線の
通過に伴い気温が低下する見通しとなっている。

今日の材料
・ブラジル産地中部では前線の停滞に伴い中部では散発的な降雨およびまとまった
 雨量を伴う降雨が発生し、土壌水分の回復が促される。
・アルゼンチン産地では6〜7日にかけて降雨発生か。
・25/26年度積みコロンビア向けで10万0800トンの大口輸出成約=USDA
・25/26年度積みメキシコ向けで39万2500トンの大口輸出成約=USDA

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