貴金属は、金が反落して寄り付く見通し。金はドル建て現物相場の下落を受けて売り 優勢となろう。銀はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢となろう。プラチナ系貴金 属(PGM)はプラチナが金軟調につれ安となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は27.67ドル安 の4198.15ドル、銀が8セント高の5833セント、プラチナが25.80ドル 安の1635.00ドル、パラジウムは5.55ドル安の1457.11ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.23/25円で、前営業日の 大引け時点から0.71円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万1345円前後、銀は286.0円前後、プラチナ は7670円前後、パラジウムは7300円前後。 【NY金はインフレ高止まりで利食い売り】 金は前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因に なったが、インフレ高止まりを受けて上げ一服となった。 金はインフレ高止まりで利食い売りが出た。9月の米個人消費支出(PCE)価格指 数は前年比2.8%上昇し、前月の2.7%上昇から小幅加速した。2024年4月以 来の大幅な上昇率となる。前月比は0.3%上昇だった。前年比、前月比ともに市場予 想と一致した。12月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は53.3と、11月確 報値の51.0から上昇した。改善したものの、物価高と労働市場を巡る懸念は依然と して続いているもよう。エコノミストは、52.0への上昇を見込んでいた。CMEの フェドウォッチで、利下げ確率は88.4%(前日86.2%)となった。 ロシア大統領府(クレムリン)のウシャコフ補佐官は、モスクワで行われたプーチン 大統領と米特使らとの会談を踏まえた米国側の反応を待っていると明らかにした。トラ ンプ米政権のケロッグ・ウクライナ担当特使は、ロシア・ウクライナ戦争終結に向けた 合意は「非常に近い」と述べ、2つの主要な問題の解決にかかっているとの見方を示し た。未解決の2つの主要な問題はドンバスの扱いをはじめとする領土問題と、ロシアの 管理下にあるザポロジエ原発の将来だと指摘した。 銀は前週末の海外市場は、史上最高値を更新したのち、上げ一服となった。 【プラチナはインフレ高止まりに上値を抑えられる】 プラチナは前週末の海外市場は、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要 因になったが、インフレ高止まりに上値を抑えられた。 プラチナはインフレ高止まりに上値を抑えられた。9月の米個人消費支出(PCE) 価格指数は前年比2.8%上昇し、前月の2.7%上昇から小幅加速した。2024年 4月以来の大幅な上昇率となる。 <今日の予定> ・国内総生産 2025年7-9月期2次速報 (内閣府) ・国際収支(経常収支) 2025年10月(財務省) ・中国貿易収支 2025年11月(税関総署) ・独鉱工業生産指数 2025年10月(経済技術省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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