[本日の見通し]石油=堅調、来年に向けたテーマはなにか?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は堅調。6万1150円まで上げ、夜間取
引の高値に顔合わせした。
 国際エネルギー機関(IEA)による足元の供給過剰は来年にかけて強まっていく見
通しである。年内は石油輸出国機構(OPEC)プラスが自主減産の解消を続けるう
え、需要の伸び悩みが石油在庫を押し上げる公算だ。
 ただ、ニューヨーク原油は1バレル=60ドルの節目を回復するなど、下値探りは目
立たず、もみ合いが続いている。大きな流れとしては依然として下方向だが、石油在庫
の増加見通しを手がかりとして売りが続いている印象はない。ウクライナ和平協議は停
滞しており、来年に向けて何が中心的なテーマとなるのか不透明で、特定のテーマに絞
らずに相場を眺めるのが無難だろう。
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.07ドル高の60.15ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは60.05ドルから60.29ドル。
 原油5月限の予想レンジは6万0500円から6万1500円、ガソリン先限は7万
1500円から7万2500円、灯油先限は8万5500円から8万6500円。
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