トウモロコシは、400セント水準で底入れ、反発を打診する環境になる。マクロ需 給にひっ迫感は乏しいが、安値での農家の売り渋り、良好な需要環境、米国内流通障害 などで、緩やかな値上がりが打診される。価格上昇でも農家売りは限定される一方、需 要が強い。米国内の流通障害もあり、現物相場主導の堅調地合になる。あくまでも短期 要因の値動きだが、450セント突破の可能性がある。9日に米農務省(USDA)需 給報告が発表されることがイベントリスクになる。 大豆は、米中の大豆貿易環境の正常化が進むとの期待感から、値位置を切り上げてい る。中国向け大口輸出成約が報告されていることが、大豆相場を下支えする展開が続 く。既に底入れは確認した可能性が高い。ただし、中国が実際にどの程度の規模の購入 を行うのかは不透明感が強く、上昇が息切れしつつある。南米の生産環境が安定してい ることも、米国産大豆にはネガティブ。中国向けの大口輸出成約報告が続いている間は 底固い展開になるが、1150〜1200セントを試すような値動きになると過熱感が 強まる。1100セント水準は中立評価。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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