ゴム市況＝総じて軟調、午後の上海安を嫌気

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　 ＲＳＳ３　　　    　          　　 ＴＳＲ２０
  　2025/12 　　   2026/05　      2026/11        2026/01     　  2026/12
　322.0   0.0 　 329.6  - 0.8　 327.5　+ 1.5   265.0   0.0　   265.0   0.0
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 　　　  上海ゴム5月限　　　15,165 　　-　25　　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、総じて軟調。序盤は、上海夜間が小動きとなったことか
ら、手掛かり材料難となり、夜間取引と同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引の
上海ゴムがしっかりと推移したことから買いがやや優勢となった。だが、終盤に入る
と、上海ゴムが地合いを緩めたことを嫌気して売りが先行、マイナスサイドに沈む限月
が目立って。ＴＳＲ２０は出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は前営業日比１．２円安〜１．５円高、活発限月の５月限は同
０．８円安の３２９．６円、期先２６年１１月限は同１．５円高の３２７．５円、総出
来高は４５４枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、同９５〜７０
ポイント安、総出来高安８枚。

【５月限は小反落】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３は、午後に入り、上海ゴムが軟化したことを嫌気して、総
じて地合いを緩めた。活発限月の５月限は、前日比０．８円安の３２９．６円で引けて
おり、節目の３３０円を下回った。
　５月限は、５日から昨日まで４連騰となっており、１月２８日から１２月５日までの
下落の３８．２％戻し水準の３３０．０円を一度は上抜いたものの、再度、割り込んだ
ことで、目先の戻り達成感が広がる可能性がある。その場合は、５日の安値３２１．５
円を目指すことになりそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は小安く推移し、０．７〜０．５セント安。Ｔ
ＳＲ２０は午前中は買い優勢となったが、午後になると地合いを緩め、０．５セント安
〜０．９セント高で推移している。

　上海ゴムは総じて軟調。中心限月の５月限は、夜間取引では、小動きとなり、前営業
日比５元安の１万５１８５元で終えた。日中取引に入ると、中盤までは買いが優勢とな
ったが、終盤に崩れて、マイナスサイドに沈んだ。

MINKABU PRESSS

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