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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (26/ 1) 1713.0 1804.3 1701.3 1762.5 + 49.3
(26/ 4) 1739.4 1828.0 1725.5 1787.3 + 50.1
パラジウム (26/ 3) 1536.00 1596.50 1517.50 1542.70 - 0.20
(26/ 6) 1550.00 1603.50 1548.50 1562.20 - 0.30
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 57,942 41,507 91,891 (+ 390)
パラジウム 7,533 5,832 20,935 (+ 385)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 48,458.05 - 245.96
前日 155.58/60 1.1740/42 ・ナスダック 23,195.17 - 398.69
本日 155.87/89 1.1739/41 ・10年米国債利回り 4.19 + 0.05
・NY原油 (26/ 1) 57.44 - 0.16 ・SPDR保有金残高 1,050.83 + 4.01
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反落。前日比はプラチ
ナが46.9〜50.1ドル高、中心限月の1月限が49.3ドル高、パラジウムは
0.80ドル安〜1.50ドル高、中心限月の3月限は0.20ドル安。
プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、中国の積極的財政政策などを受けて押し目
を買われた。欧州時間に入ると、金堅調につれ高となった。日中取引では、ドル安や金
堅調が支援要因になったが、米金融当局者の利下げ反対意見を受けて上げ一服となっ
た。
パラジウム3月限はドル安が支援要因になったが、米金融当局者の利下げ反対意見を
受けて急落した。
プラチナ1月限は時間外取引を1701.3〜1782.2ドルのレンジで推移し、
前日比61.1ドル高の1774.3ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、中国の
積極的財政政策などを受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、金堅調につれ高と
なった。
日中取引では、ドル安や金堅調が支援要因になり、1804.3ドルまで上昇した。
その後は、米金融当局者の利下げ反対意見を受けて上げ一服となり、1732.1ドル
まで下落した。
米労働市場の下振れリスクが懸念されるなか、ドル安に振れたことが支援要因になっ
た。ただ米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、現時点での自身の経済見通しを
踏まえると、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は現行より引き締め的であることが
望ましいとの考えを示すなど、利下げ反対意見が出ると、上げ一服となった。
パラジウム3月限は、時間外取引を1526.50〜1580.00ドルのレンジで
推移し、前日比27.60ドル高の1570.50ドルとなった。3月限は安寄りした
のち、他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、上値を伸ばし
た。
日中取引では、ドル安や他の貴金属の堅調を受けて1596.50ドルまで上昇し
た。その後は、米金融当局者の利下げ反対意見を受けて急落し、1517.50ドルま
で下落した。
11日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの61万4561
オンス、パラジウムは変わらずの18万9230オンス。
今日の材料
・8〜10月の英国内総生産(GDP)は前期比0.1%減少した。市場予想は横ばい
だった。
・欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏の大手銀行110行に対し、大規模な地政学的
ショックが自行の事業にどのような影響を与えるか、またその影響を最小限に抑えるに
はどのような措置が必要かを確認するよう求めると表明した。
・米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、現時点での自身の経済見通しを踏まえ
ると、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は現行より引き締め的であることが望まし
いとの考えを示した。
・米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は、金融政策は「過熱」するインフレ
を抑制するために控えめに引き締め的であり続けるべきとの考えから、今週の米連邦公
開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の追加利下げに反対したと
述べた。
・米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、今週の利下げに反対した理由について、企
業や消費者が依然物価上昇に強い懸念を示していることから、インフレと労働市場の状
況に関する追加データを待つべきと感じたためと説明した。
・米フィラデルフィア地区連銀のポールソン総裁は、労働市場を巡る状況が現時点で主
要な懸念事項となっているとし、物価情勢については、連邦準備理事会(FRB)の現
行政策でインフレ率を目標水準に引き下げることができるとの考えを示した。
MINKABU PRESS
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