前週は4200ドル台で売買が交錯した後、4300ドル台前半まで値上がりする展 開になった。12月9〜10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)前は持高調整の動 きが上値を圧迫し、やや上値の重さが目立った。しかし、FOMC後は米金利低下・ド ル安が進んだことが好感され、押し目買いで10月21日以来の高値を更新した。FOMC では0.25%の追加利下げが決定し、さらに当局者は来年に1回の利下げを想定して いることが確認されている。サプライズ感は乏しかったが、イベント通過で買い優勢の 展開になった。銀相場は過去最高値を更新している。 今週も底固い展開が想定される。FOMC通過で今週は雇用統計と消費者物価指数が イベントリスクになる。ここで労働市場の急激な改善、インフレの急伸といった動きが みられなければ、米金利・ドルの上値の重さから底固く推移しよう。特に銀相場などの 高騰も続くと、年初来高値を試す可能性がある。特に金上場投資信託(ETF)買いも 膨らむと、買い安心感が強まる。 予想レンジは4280〜4400ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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