前週のトウモロコシ相場は、440ント台で売買が交錯する展開になった。米農務省 (USDA)需給報告で米期末在庫見通しが引き下げられたこと、良好な輸出環境を受け て、現物相場主導で底固さを維持した。ただし、450セントの節目水準では抵抗を受 け、明確な方向性を打ち出せていない。大豆相場は、1080〜1110セント水準で 売買が交錯した。中国向け大口輸出成約報告の動きが下値を支えたが、米中間の大豆貿 易には不透明感が強く、大きな値動きには発展しなかった。 今週のトウモロコシ相場は底固い展開が続きやすい。価格上昇でも農家売りが抑制さ れる一方、需要は堅調であり、現物相場主導で底固さを維持する見通し。このまま良好 な需要環境が維持されると、450セント台にコアレンジを切り上げる見通し。急伸対 応は求められないが、底固さは維持しよう。大豆相場は、米中大豆貿易環境に強く依存 する展開になる。大口輸出成約報告が続くと買われるが、購入規模には不透明感も強 く、大きな値動きには発展しない見通し。現行価格水準の居心地が良い。 予想レンジは、トウモロコシが430〜455セント、大豆が1050〜1100セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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