NY金・銀市況=軒並み上昇、ドル安が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (26/ 2)  4330.0     4384.3      4315.9      4335.2     +  6.9
          (26/ 4)  4360.7     4415.0      4348.8      4367.0     +  7.0
   銀     (26/ 3)  6202.5     6426.0      6160.5      6358.9     +158.2
         (26/ 5)  6250.0     6473.5      6224.5      6407.1     +159.6
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           213,342       307,453       460,191        (+  5,929)
  銀          121,031       203,306       154,255        (-    843)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          48,416.56  -  41.49
     前日  155.87/89   1.1739/41   ・ナスダック         23,057.41  - 137.76
     本日  155.24/26   1.1750/52   ・10年米国債利回り      4.18  -   0.01
・NY原油  (26/ 1)   56.82 - 0.62  ・SPDR保有金残高  1,053.12  +   2.29
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は続伸、銀は反発。前日比は金が6.2〜8.0ドル高、中心限月の
2月限が6.9ドル高、銀が157.8〜166.7セント高、中心限月の3月限は
158.2セント高。
 金2月限は続伸。時間外取引では、労働市場の下振れリスクやドル安を受けて押し目
を買われた。欧州時間に入ると、上値を伸ばした。日中取引では、ドル安一服などを受
けて利食い売りが出た。
 銀3月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 ニューヨーク金2月限は続伸。時間外取引では4324.4〜4384.3ドルのレ
ンジで推移、前日比51.6ドル高の4379.9ドルとなった。2月限は高寄りした
のち、労働市場の下振れリスクやドル安を受けて押し目を買われた。欧州時間に入る
と、上値を伸ばした。
 日中取引では、ドル安一服などを受けて利食い売りが出た。時間外取引の安値を割り
込み、4315.9ドルまで下落したが、押し目は買われた。
 労働市場の下振れリスクやドル安を受けて押し目を買われた。ただ米連邦準備理事会
(FRB)の利下げが一時停止されるとの見通しから、ドル安が一服すると、利食い売
りが出た。
 ニューヨーク銀3月限は、時間外取引で6160.5〜6419.5セントのレンジ
で推移し、前日比208.8セント高の6409.5セントとなった。3月限は高寄り
したのち、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、上値を伸ば
した。
 日中取引では、ドル安一服を受けて上げ一服となった。ただ6291.5セントで下
げ止まると、押し目を買われ、6426.0セントまで上昇した。
 12月12日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比520オンス減の3596万
7232オンス、銀は120万0602オンス増の4億5456万0376オンス。

今日の材料
・ドイツ貿易投資振興機関(GTAI)は、今年の対中輸出額が前年比10%減の
810億ユーロ(950億4000万ドル)となり、中国が2010年以来初めてドイ
ツの輸出先上位5カ国から外れるとの見通しを示した。
・10月のユーロ圏の鉱工業生産は前月比0.8%増と、9月の0.2%増から加速
し、市場予想と一致した。
・米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、雇用に関するリスクが高まり、インフレ
リスクが幾分後退している中、先週の利下げ決定を受け、金融政策は来年に向けて良い
位置にあるとの見解を示した。
・ウクライナ大統領府は、ゼレンスキー大統領と、トランプ米大統領の特使団との会談
が終了したことを明らかにした。
・米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は、FRBの2%目標を上回る現行のイン
フレ率は、根本的な需給動向を反映していないとの認識を示した。
・12月の米NAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は39と前月から1ポイ
ント小幅上昇し、4月以来、8カ月ぶりの高水準となった。
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