トウモロコシは、400セント水準で底入れ、反発を打診する環境になる。安値での 農家の売り渋り、良好な需要環境などで、レンジは切り上がっている。輸出を中心とし た需要の強さから、現物市場のサポートが改めて強化されている。南米産との競合も警 戒されるが、米国産トウモロコシは十分な価格競争力を有している。急伸していく見通 しにはないが、450セント台へのレンジ切り上げを打診しよう。12日に米農務省 (USDA)統計の発表を控えていることが、イベントリスクになる。 大豆は、米中の大豆貿易環境の正常化が進むも、中国がどの程度の量の米国産大豆を 購入するのかは、まだ先行き不透明感が強く、上げ一服となっている。これからサプラ イズ感のある大口成約が実現しない限りは、大きく上昇していく見通しにはない。しか し、今後は南米から過去最大規模の供給が行われる見通しであり、割高な米国産大豆の 輸出急増は想定しづらい。このまま中国の大規模買い付けがみられなければ、 1000セント台前半に値位置が切り下がる。12日に米農務省(USDA)統計の発 表を控えていることが、イベントリスクになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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