貴金属は、概ね続伸して寄り付く見通し。金はニューヨーク金は小反落で引けたが、 ドル建て現物相場が4590ドル台で堅調に推移、日本の積極財政に対する懸念を受け た1ドル=159円台前半の円安を受けて買い優勢が見込まれる。プラチナ系貴金属 (PGM)はプラチナがドル建て現物相場が2320ドル台で堅調に推移、円安を受け て、序盤、買い優勢で推移し、3ケタ高となりそうだ。銀は期先10月限と先限が出合 いがあれば、5〜10円程度の上昇か。 午前8時2分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は16.76ドル高の 4592.02ドル、銀が228セント高の8701セント、プラチナが28.20ド ル高の2321.50ドル、パラジウムは43.28ドル高の1833.04ドル。 午前8時2分現在のドル・円相場は1ドル=159.13/15円で、前営業日の大 引け時点から0.23円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万4160円前後、銀は438.0円前後、プラチナ は1万0900円前後、パラジウムは9100円前後。 【金先限は2万4084円を維持できるかに注目】 金先限は13日の日中取引の流れを受けて堅調でニューヨーク時間の取引を開始。 その後はNY金が軟調となったものの、1ドル=159円台への円安を受けて上げ足を 伸ばし2万4314円に達して上場来の高値を更新。その後は高値警戒感からの利益確 定の動きが見られながらも2万4100円台で高下している。日中取引は利食い売りで 上げ幅を縮小も2万4000円接近場面では買いが喚起される展開を予想。夜間の引け 間につけた2万4084円を維持できるかに注目。夜間の引け時で14日間の相対力指 数(RSI)は73台で総強気だが、買い過剰感が台頭している。 昨年12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比では事前予想に一致し、 +2.7%となる一方、食品とエネルギーを除くコアCPIは同+2.6%で事前予想 を下回ったことで米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げの可能性が残されている。 一方、国内では衆院の早期解散に向けた動きが見られるが、高市政権において積極財 政が加速化することが警戒されている。衆院解散後の選挙で自民党の議席数が増加し、 積極財政が推し進められるとの見方が強まるようであれば円安傾向が継続し、円建て金 の下支え要因になってきそうだ。 また、デモが続くイランや、米国との関係が悪化している南米諸国への米国への介入 が警戒されるなど、地政学不安もくすぶっている。安全資産を求める動きを活発化させ る可能性がある要因だけに、米政権の動きが引き続き注目される。 【NYプラチナは金の下落につれ安】 プラチナはきのうの海外市場では、金の反落に追随し利益確定の動きが広がるなか 売り優勢となった。 プラチナは金反落が弱材料視された。昨年12月29日に高値を更新して以降は買い 修正の動きが続いている。 JPXプラチナ先限は夜間取引で1万1166円まで上昇。7日の高値1万1200 円が抵抗線となり、上場来高値の更新はならなかったが、基調は強気。日中取引は、上 げ幅を縮小した場合、1万0800円を維持できるかに注目したい。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】08:50 マネーストック 2025年12月(日本銀行) ◆ 中国 ◆ 【経済】--:-- 貿易収支 2025年12月(税関総署) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】22:30 経常収支 2025年7-9月期(商務省) 【経済】22:30 小売売上高 2025年11月(商務省) 【経済】22:30 生産者物価指数 2025年11月(労働省) 【経済】1/15 00:00 企業在庫 2025年10月(商務省) 【経済】1/15 00:00 中古住宅販売統計 2025年12月(全米不動産協会) 【経済】1/15 04:00 地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 【工業】1/15 00:30 週間石油統計(EIA) 【納会】--:-- 大豆 2026年1月限(CBOT) 【納会】--:-- 大豆ミール 2026年1月限(CBOT) 【納会】--:-- 大豆油 2026年1月限(CBOT) MINKABU PRESS
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