シカゴ大豆市況=期近から上昇、強気な輸出を受け買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/03   1,043.50    1,058.25    1,041.50    1,053.00     +10.50
   2026/05   1,056.25    1,070.00    1,054.25    1,064.25     + 9.25
   2026/07   1,068.50    1,082.50    1,067.75    1,076.25     + 8.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       262,207         209,858         823,343  (+  9,125)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(1月8日までの週)
 大 豆:207万1900トン(事前予想レンジ:60万〜200万トン)
 大豆粕: 34万0500トン(事前予想レンジ:15万〜 50万トン)
 大豆油:  1万4100トン(事前予想レンジ:  0〜  2万トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(1月21日−1月25日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から上昇。終値の前日比は3.50〜10.50セント高。中心限月の3
月限は前日比10.50セント高の1053セント。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が200万トンを超える強気な内容だ
ったことが好感された。また、ブラジル国家食糧供給公社(Conab)が25/26
年度大豆生産量予測をこれまでの見通しから下方修正したことも買い支援要因になっ
た。

 期近の主要限月3月限は1043.50セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を
終えるまで1040セント台前半でのもちあいとなっていたが、米国の時間帯を迎える
と急伸し1058.25セントの高値まで一気に浮上。高値を離れた後も1052セン
トが下値支持線とする高もみとなり、2ケタの上げ幅を記録する堅調で終了。
 米農務省(USDA)発表の1月8日までの大豆週間純輸出成約高は207万
1900トンで前週の87万7900を大幅に下回った。
 今年度の累計純輸出成約高は3063万7500トンと、前年同期の4068万
2600トンを25%下回っている。
 USDAは中国向けで25/26年度積み20万4000トン、仕向け地不明で25
/26年度積み10万トンの大豆大口成約を発表。
 ブラジル国家食糧供給公社(Conab)は25/26年度大豆生産量予測を前月時
点から100万トン引き下げた1億7612万トンと発表した。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地中部では結実期を迎えている大豆にとっての慈雨が続いている。一部地
域では気温の上昇と少雨傾向によるストレスが見られていたが、今週の降雨でストレス
も緩和されている。17日から18日にかけてアルゼンチンから前線が到来し産地南部
でも降雨となるだろう。また、21日頃には産地中部でも降雨が発生するもよう。
 アルゼンチン産地では、南部および中部で乾燥続き土壌水分が低下すると同時に穀物
の作柄も悪化。今週の降雨はこれまでのところ局地的で少雨程度にとどまっている。
15日には再び前線が到来し、北部の一部地域ではまとまった雨量となっているが、南
部では少雨傾向が続いており、作柄低下のリスクが高まっている。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは、気温の上昇により雪が解け、雪に覆われていない状態となってい
る。17日から18日にかけて気温が低下する恐れがあり、耐凍性の獲得が弱いと見ら
れる冬小麦への影響が懸念される。

 大豆製品は、大豆粕は大豆の堅調にもかかわらず売り優勢となった。一方の大豆油は
大豆高が手掛かりとなって買い優勢となった。
 大豆粕3月限は前日比2.70ドル安の289.20ドル。
今日の材料
・ブラジル産地中部では中部では結実期を迎えている大豆にとっての慈雨が続く。
・アルゼンチン産地では南部では引き続き少雨傾向に。
・アルゼンチン産地北部では慈雨に恵まれ潤沢な土壌水分を維持。
・米産地の小麦は17日から18日にかけて気温低下か。
・USDAは中国向けで25/26年度積み20万4000トン、仕向け地不明で
 25/26年度積み10万トンの大豆大口成約を発表。

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