海外サマリー(16日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 2 4,595.4  - 28.3  シカゴ大豆  2026/ 3 1,057.75  + 4.75
NY銀     2026/ 3 8,922.5  -312.2  シカゴコーン 2026/ 3   424.75  + 4.50
NYプラ    2026/ 4 2,315.2  - 94.7  NY原油   2026/ 2    59.44  + 0.25
NYパラ    2026/ 3 1,832.50 -43.30  ドル・円               158.06  - 0.55
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。貴金属、原油、大豆、コーンは暫定値。
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◎NY外為=ドル円は一時157円台後半まで下落
 NY為替市場、ドル円は売りが優勢となり、一時157円台後半まで下落する場面が
あった。片山財務相の口先介入が相次いでいるが、市場は敏感に反応するものの一時的
な動きに留まった。
 一部からは、日本の当局は潜在的な介入を通じて円安を食い止めるのに苦労するので
はとの指摘も聞かれる。「短期的に積極財政への期待が薄れる可能性は低く、高市首相
が選挙を経て権力基盤を強化すれば、さらなる財政刺激策を推し進める可能性があり、
日銀の追加利上げへの期待も後退すると見ている」という。けん制発言に持続性はな
く、今後もじわりと円安が進むとの見方を示している。
 一方、ドルの方は、FRBの新議長が就任するまで金利据え置きとも見られている。
米政府機関閉鎖の混乱が米経済指標ではまだ残っており、信頼性は完全ではないもの
の、直近の米雇用指標は米労働市場の底堅さが示されている。また、インフレ指標も悪
化こそしていないが、高水準な状況がドルを下支えする。

◎NY貴金属=全面安、銀の急落が警戒され手じまい売り先行もよう
 ニューヨーク金は続落、銀は大幅反落。
 金2月限は続落。時間外取引では、トランプ米大統領がイランに対する軍事介入の見
送り姿勢を示したことで売り優勢となり、アジア時間の午後からジリ安となった。欧州
時間での反発力は弱く15ドル超の下落で推移。日中取引では、序盤にドル安から下値
を切り上げたが、昨年12月の米鉱工業生産、米設備稼働率が事前を上回る数字とな
り、早期の米利下げ期待が再燃せず、売り圧力が強まり、中盤にかけて下げ幅を拡大し
た。銀が一段安となったことも警戒され、手じまい売り先行もようとなった。17日か
ら3連休を控え、玉整理が進みやすいなか、幾分、下値を切り上げたが、反発力弱く推
移した。
 銀3月限は急落。時間外取引から大幅安となり、一時200セントを超える下落とな
り、9000セント割れまで値を崩した。日中取引に入り、前半で下げ幅を縮小した
が、17日から3連休を控え、利食い売りの動きが強く、中盤に一段安となり、300
セントを超える下落となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。
 プラチナ4月限は大幅反落。時間外取引では、金、銀の下落につれ安となり、アジア
時間から大幅安となった。欧州時間に入っても反発力は弱く70ドル超の下落で推移。
日中取引では、前半に下値を切り上げたが、金、銀と同様に中盤で一段安となった。投
機家中心に投げ売りが膨らんだような値動きとなった。
 パラジウムは時間外取引から大幅安となり、欧州時間に80ドルを超える下落で推
移。日中取引開始後、売られ過ぎ感から下げ幅を縮小し、終盤は40ドル超の下落で推
移した。
◎LME=全面安、前日に続き銅・ニッケル中心に手じまい売りが広がる
 アルミ3カ月物は続落。3166ドルで小幅続落で取引を開始。アジアの時間帯序盤
には3174ドルの高値まで浮上したところで軟化に転じ、3140ドル前後まで値を
落とした。その後は欧州の時間帯を終えるまで3150ドルを上値抵抗線としたもちあ
いとなった後、米国の時間帯には手じまい売りの動きがさらに広がって値を落とし、一
時は3113ドルの安値まで下落。買い戻す動きは見られたものの、30ドル超の下落
で引けた。
 銅3カ月物は続落。1万3096.50ドルで反落して取引開始。アジアの時間帯序
盤には1万3183ドルの高値まで浮上したが、早々と軟化に転じた。アジア株式市場
は堅調となったものの、これまでの上伸後で利益確定の動きが見られ1万3000ドル
を割り込んだ。一時的に軟化しながらも欧州の時間帯を終えるまで1万2900ドル台
での高下が続いていたが、米国の時間帯には米株式市場での半導体関連株の堅調にもか
かわらず米国の3連休を控えて手じまい売りの雰囲気が強まるなか一段安となり、一時
1万2696ドルまで下落。安値からの戻りも浅いまま終値で今月8日以来の安値で取
引を終えた。
◎NY原油=小反発、ヒーティングオイルの上昇が支援も上げ幅削る
 ニューヨーク原油の2026年2月限は小反発。前日、トランプ米大統領がイラン攻
撃が見送られたことで急落したが、この日はアジア時間の時間外取引から反発。期近2
月限から3月限への限月移行が進むなか、欧州時間に入っても堅調に推移した。期近
2、3月限とも60ドル水準では上げつかえながらも堅調に推移した。
 日中取引開始後は19日がキング牧師の記念日の祝日で17日から3連休扱いとな
り、新規売買が仕掛けにくい環境ながら堅調に推移した。北米で米東部中心に需要期入
りしているヒーティングオイル期近が一時1.5%超の上昇となったことが支援材料と
なり、中盤から終盤も堅調に推移した。ただ60ドル超えから一段高となるだけの反発
力はなく、引けにかけて上げ幅を削り、かろうじてプラスサイドを維持して終えた。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は揃って続伸、コーンは総じて堅調
 大豆は揃って続伸。
 この日は米農務省(USDA)による大口成約の発表はなかったものの、昨年10月
下旬以来の水準まで値を落としたことで値ごろ感が強まり輸出用需要が増加するとの期
待感が高まった。また、コーン・小麦の堅調も手掛かりとなり買い優勢となった。
 コーンは総じて堅調。
 米農務省(USDA)が大口成約を発表したことで、価格下落に伴う需要の増加期待
が高まったうえ、月例需給報告での25/26年度の需給緩和観測消化感から、買い戻
す動きが広がった。また、暖かな気温が続いた影響で耐凍性が十分ではないと見られる
ことや、雪に覆われていないことで低温障害が発生懸念が高まり、小麦が堅調となった
ことも買い支援要因となった。
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