イラン情勢に対する緊張が徐々に緩和されている。原油市場で警戒されていたのは、 米国がイラン抗議デモの支援のために軍事介入に踏み切り、イランが中東の米軍基地に 報復攻撃行うことで中東全体の地政学環境が不安定化する展開だった。しかし、トラン プ米大統領はイラン治安部隊のデモ隊参加者に対する殺害が止まったとの認識を示して おり、現状では軍事介入のリスクが急速に後退している。米軍は、原子力空母を南シナ 海から中東に移動させるなど、依然として一定の緊張感が維持されるが、原油相場の上 昇余地は限定的との見方が強くなっている。1月14日の62.36ドルが現時点での 高値限界になっている。地政学リスクに対する関心が高まるも、安値ボックス内での修 正高にとどまっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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