海外サマリー(20日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 2 4,765.8  +170.4  シカゴ大豆  2026/ 3 1,053.00  - 4.75
NY銀     2026/ 3 9,452.5  +598.8  シカゴコーン 2026/ 3   423.75  - 1.00
NYプラ    2026/ 4 2,446.5  +123.8  NY原油   2026/ 3    59.80  + 0.46
NYパラ    2026/ 3 1,902.50 +81.20  ドル・円               158.22  + 0.14
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。貴金属、原油、大豆、コーンは暫定値。
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◎NY外為=ドル円は158円台前半で推移
 NY為替市場のドル円は序盤に157円台半ばまで下落したが、中盤から反発し、後
半は158円台前半で推移した。
 3連休明けの20日はリスク回避の雰囲気が広がった。グリーンランドを巡って米欧
の対立が激化しており、トランプ大統領が提案中の平和評議会への参加要請を欧州各国
に要請しているが、マクロン仏大統領が参加を拒否しており、トランプ大統領は、フラ
ンス製シャンパンに200%の関税を課す可能性があることを示唆した。
 市場も警戒感を持って行方を見守っている中、デンマークの年金基金が米国債投資か
ら撤退すると発表したこともネガティブな雰囲気につながっている模様。米国債は売ら
れ、利回りが急上昇している。

◎NY貴金属=急反発、グリーンランド問題が支援
 ニューヨーク金、銀は急反発。
 金2月限は急反発。時間外取引では、トランプ米大統領のグリーンランドの領有を巡
る発言を受けて買い優勢となった。日中取引では、米大統領の欧州に対する追加関税を
受けて株安に振れたことが支援要因となり、一代高値を更新した。
 銀3月限はドル安や株安、金急伸を受けて買い優勢となり、一代高値を更新した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は急反発。
 プラチナ4月限は急反発。時間外取引では、グリーンランド問題や金急伸を受けて買
い優勢となった。利食い売りに上値を抑えられる場面も見られたが、押し目は買われ
た。日中取引では、株安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 パラジウムはドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。
◎LME=軒並み反落、グリーンランドを巡る欧米対立懸念から
 アルミ3カ月物は反落。3157.50ドルで小安く取引を開始し、その直後に浮上
し3164.50ドルを付けたが、これがこの日の高値となった。高値を離れた後は一
転して下値探りとなり、3125ドルまで軟化。この水準で買い戻された後も3150
ドルを上抜くと売り直される頭重い動きとなった。米国の時間帯を迎えるとグリーンラ
ンドを巡る欧米対立激化に対する警戒感からリスク回避の動きが広がるなか、ニューヨ
ークダウ平均株価や銅の下落に追随する売りが見られた。終盤に3096ドルの安値ま
で軟化した後、買い戻されたものの、50ドル超の下落で低迷したまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は大幅反落。1万2933ドルで反落して寄り付いた。1万2988ドル
の高値を付ける場面も見られたが、アジア株が総じて軟調となったことに上値を抑制さ
れる動きとなり、1万2790ドルまで軟化。グリーンランドを巡る問題から米国と欧
州の貿易摩擦が激化するとの懸念が上値抑制要因となった。米国の時間帯を迎えても欧
米対立に対する懸念からニューヨークダウ平均株価が大きく値を下げたことが弱材料視
されて売り優勢となり、一時、今月9日以来の安値となる1万2680ドルまで下落。
安値で買い戻されたものの200ドル超の下げ幅を記録する大幅安で終了。
◎NY原油=続伸、カザフスタン最大級の油田が生産停止
 ニューヨーク原油の2026年3月限は続伸。カザフスタン最大級のテンギス油田
や、コロレフ油田の生産が電力施設の火災のため停止し、復旧には1週間から10日程
度必要と報道されていることが相場を押し上げた。昨年末にかけてカザフスタンの生産
量は減少しており、年初にかけてさらに落ち込む見通し。米国のイラン攻撃が近いとの
観測も支援要因。今週末にもUSSエイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群
が中東に到着する予定。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は揃って反落、コーンは期近の主要限月が小幅反落
 大豆は揃って反落。
 グリーンランドを巡る欧米対立激化に対する懸念が強まるなか、リスク回避の動きが
広がった。これまでの価格下落を受けて需要の回帰が見られるとの期待感が下支え要因
となったため下げ幅は限られた。
 コーンは期近の主要限月は小幅反落。
 グリーンランドを巡る欧米対立激化や、ロシアでの小麦価格の下落が伝えられるな
か、小麦市場が軟調となったことが重石となった。ただ、米国のコーン輸出検証高は前
週を下回りながらも100万トンを上回る底堅さを見せていることが下支え要因となっ
た。
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