シカゴ大豆市況=揃って反落、欧米対立激化懸念を受けたリスク回避で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/03   1,053.00    1,061.75    1,052.00    1,053.00     - 4.75
   2026/05   1,064.50    1,073.00    1,063.00    1,064.00     - 4.75
   2026/07   1,078.00    1,085.25    1,075.25    1,076.25     - 5.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       184,310         201,021         833,616  (+ 7,364)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(1月15日までの週)
 大 豆:133万6684トン(前週改定値:159万3056トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(1月26日−1月30日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
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 大豆は揃って反落。終値の前日比は5.75セント安〜4.00セント安。中心限月
の3月限は前日比4.75セント安の1053セント。
 グリーンランドを巡る欧米対立激化に対する懸念が強まるなか、リスク回避の動きが
広がった。これまでの価格下落を受けて需要の回帰が見られるとの期待感が下支え要因
となったため下げ幅は限られた。

 期近の主要限月3月限は1053セントで取引を開始。アジアの時間帯前半には地合
いを引き締めて1060セント台まで値を伸ばす場面が見られたがすぐに戻り待ちの売
りが入って軟化。欧州の時間帯には1052セントの安値を付けたほか、1057セン
トが上値抵抗線として意識される頭重い動きとなった。米国の時間帯に地合いを引き締
めて1061.75セントの高値を付けたが、高値で売り崩された後は下値探りとなり
引け間際に1052セントの安値を記録。安値からの戻りも浅いまま引けを迎えた。

 米農務省(USDA)発表の1月15日までの週の週間輸出検証高は133万
6684トンで前週の159万3056トンを下回った。一方の累計は1933万
5069トンで前年の3231万4423トンを約40%下回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地南部では17日から18日にかけて前線が到来しており、中部では散発
的な降雨が見込まれる。結実期を迎えている大豆にとってこの雨は慈雨となるだろう。
南部から中部にかけての一部地域では乾燥傾向が強まっており、生育環境も悪化してい
る。
 アルゼンチン産地では、17〜18日にかけて前線が北に抜けたため、南部で降雨が
発生した地域は限られた。この地域ではかなり長い間、非常に乾燥した天気が続いてい
る。アルゼンチンの南半分は肥沃な穀倉地帯だが、土壌水分と作柄の低下が続いてお
り、コーン及び大豆の生産量が影響を受ける可能性がある。24〜25日にかけて南部
で散発的な降雨が発生する可能性があるが、雨量はおよびその範囲はごく限られるだろ
う。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは、17日から18日にかけて一時的に気温が低下したが、冬小麦に甚
大な影響を与えるには至らなかった。ただ23日には北極から寒気が南下し24〜25
日にかけて広い範囲で降霜や冬型の天気が広がる見込み。まとまった雪や凍結が見られ
る可能性もある。降雪は一部の冬小麦にとって厳しい冷え込みから冬小麦を保護すると
見られるが、この気温の低下により大きな被害が出るリスクがある。

 大豆製品は、大豆油は大豆安に追随し売り優勢となった。一方の大豆粕は大豆粕買い
の大豆油売りのストラドルに絡んだ売買が見られるなか浮上。買い優勢となった。
 大豆粕3月限は前日比1.60ドル高の291.60ドル。
今日の材料
・ブラジル産地南部・中部では前線が到来し慈雨が発生。
・ブラジル産地南部から中部の一部地域では乾燥傾向が強まり生育環境も悪化。
・アルゼンチン産地南部では土壌水分の乾燥が進み生育環境が悪化。
・アルゼンチン産地南部では24〜25日にかけて降雨が見込まれるも降雨範囲は
 限定的。
・米小麦産地では気温低下による被害発生の可能性が高まる。
・1月15日までの週の週間輸出検証高は133万6684トンで前週の159万
 3056トンを下回る。

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