NY原油市況=続伸、米国によるイラン攻撃を引き続き警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/03     59.57       60.89       59.22       60.62        + 0.26
  2026/04     59.37       60.62       59.01       60.39        + 0.30
  2026/05     59.21       60.39       58.85       60.21        + 0.35
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,215,393             1,949,042    ( - 16,564)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/02     243.05    + 9.20
                            2026/03     235.88    + 6.11
         改質ガソリン       2026/02     185.74    + 3.36
                            2026/03     187.95    + 2.85
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は0.26〜
0.30ドル高。その他の限月は0.35〜0.43ドル高。
 米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、トランプ米大統領
は先週イラン攻撃を見送ったものの、依然として決定的な軍事選択肢を側近らに求めて
いるという。米国はイランの反政府デモで多数の死者が発生したことを手掛かりとし
て、引き続きイラン攻撃を模索している。ベネズエラの麻薬密輸問題が軍事侵攻に向け
たきっかけだったように、反政府デモによる死者もただの糸口とみられている。一方、
イラン外相は米軍がイランを攻撃した場合、すべての能力を使用すると警告している。
 国際エネルギー機関(IEA)が月報で需要見通しを上方修正したことも支援要因。
2026年の世界石油需要の伸びは前年比で日量93万バレル増と、前回の月報の日量
86万バレル増から上方修正した。上方修正は3カ月連続。ただ、IEAは今年の供給
過剰は日量370万バレル規模と見通しており、膨大な在庫が積み上がるとの想定を維
持している。
 カザフスタンのテンギス油田で操業するテンギスシェブロンオイルは不可抗力条項の
発動を宣言した。電力問題のため週末から生産が停止しており、少なくとも来週にかけ
て生産停止が続く見通し。
 時間外取引で3月限は59.22ドルまで下落したものの、下げ幅を解消すると一時
60.89ドルまで強含み。通常取引開始後はプラス圏とマイナス圏を往来しつつ、買
い優勢で引けた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・トランプ大統領はグリーンランドを巡り将来のディール枠組みに到達したと発表
・米国は欧州諸国に対して2月1日から予定していた関税の発動を見送りへ
・今回の抗議デモで3117人が死亡=イラン国営放送
・このうち2427人が民間人や治安維持部隊=同上
・ウィトコフ米特使らは22日にモスクワでプーチン大統領と会談へ=米アクシオス
・スウェーデンの年金基金アレクトは保有する大半の米国債を売却へ=ロイター
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