シカゴコーン市況=総じて小幅反発、小麦の堅調などで買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/03    422.50      424.25      421.00      424.00      + 2.25
  2026/05    430.25      432.50      429.50      432.25      + 2.50
  2026/07    437.00      438.75      436.00      438.50      + 2.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       262,150       264,605       1,664,270 (-  3,516)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(1月16日までの週)
 生産量:日量111万9000バレル(前週比  7万7000バレル減)
 在 庫: 2573万9000バレル(前週比126万6000バレル増)
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*米気象庁発表の6−10日予報(1月28日−2月1日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
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 コーンは総じて小幅反発。終値の前日比は0.25セント安〜2.50セント高。中
心限月の3月限は前日比2.25セント高の424セント。
 グリーンランドを巡る混乱に対する警戒感が後退したうえ、米国の気温低下による小
麦の作柄低下懸念から小麦が大幅反発となったことが強気材料視され、買い優勢となっ
た。ただ、独自の需給の弱さが重石となり、上げ幅は限られた。
 3月限は全体的に模様眺めの雰囲気が強いなか、この日は421〜424.25
セントの限られたレンジ内での高下にとどまった。422.50セントで取引を開始し
た後は欧州の時間帯を終えるまで422〜424セントの限られたレンジを中心に高
下。米国の時間帯を迎えると421セントの安値まで値を落とした後に買い戻されて引
け間際に424.25セントの高値を記録。高値で転売が見られたが、この日の高値圏
を維持して終えた。
 米エネルギー省が発表した1月16日までの週におけるエタノール生産量は、前週
より7万7000バレル減少した111万9000バレルだった。同日時点の在庫は
126万6000バレル増加した2573万9000バレルだった。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地中部では引き続き結実期を迎えている大豆にとっての慈雨が発生。南部
から中部にかけての一部地域では引き続き乾燥傾向が強いが、恐らく来週も同様の状態
が続くだろう。大豆の収穫後に生育期を迎えるサフリーニャコーンにとっても土壌水分
は十分ではない状態にある。
 アルゼンチン産地では、南部ではしばらくの間、非常に乾燥した天気が続いている。
土壌水分と作柄の低下が続いており、コーン及び大豆の作柄悪化や生産量への影響
が懸念される。24〜25日にかけて南部で散発的な降雨が見込まれるが、雨量および
その範囲はごく限られ、土壌水分の大幅な回復は期待し難い。

 シカゴ小麦は反発。米産地では23日には寒波が到来し気温が低下することが見込ま
れるなか、1月半ばまで暖かな天気が続いていた影響で耐凍性の確保が十分では無いと
見られる小麦への低温障害発生懸念が強まり、買い優勢となった。
 中心限月の3月限は前日比7.75セント高の515.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは、23日には北極から強い寒気が南下し23日夜間から24日にかけ
て広い範囲で降霜や冬型の天気が見込まれる。まとまった雪や凍結が発生する見込み
で、一部の冬小麦にとって降雪が厳しい冷え込みからの保護となる一方、耐凍性の確保
が弱いと見られる今年の冬小麦は今回の寒波で大きな被害を受ける可能性がある。

今日の材料
・ブラジル産地中部では引き続き結実期を迎えている大豆にとっての慈雨が発生。
・ブラジル産地南部から中部の一部地域では乾燥傾向が続く。
・アルゼンチン産地南部では土壌水分の乾燥が進み生育環境が悪化。
・アルゼンチン産地南部では24〜25日にかけて降雨が見込まれるも生育状況の
 改善は期待薄。
・米小麦産地では23日から24日にかけて寒波が到来し小麦の被害発生リスク
 が高まる。

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