[今日の視点]貴金属=金が反落、プラチナは続伸

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が反落して寄り付く見通し。金は円高を受けて売り優勢となろう。銀は
ニューヨーク高を受けて買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが
ニューヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は67.94ドル高
の5021.61ドル、銀が666セント高の1万0572セント、プラチナが
145.20ドル高の2794.40ドル、パラジウムは126.62ドル高の
2023.50ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.75/77円で、前営業日の
大引け時点から4.00円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万6135円前後、銀は522.2円前後、プラチナ
は1万2970円前後、パラジウムは9700円前後。
【NY金は地政学的リスクやドル安が支援】
 金は前週末の海外市場では、地政学的リスクやドル安を受けて買い優勢となり、史上
最高値を更新した。
 金は地政学的リスクやドル安が支援要因になった。トランプ米大統領は、専用機内で
記者らに「大規模艦隊がイランに向かっている。どんなことが起きるか見守ろう」と言
及し、緊張感が高まった。イランは米国のいかなる軍事行動も全面戦争と見なして報復
するとした。一方、1月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は56.45と、速報
値の54.0から上昇した。物価高や労働市場を巡る懸念はくすぶるものの、消費者心
理は全般的に改善した。1年先の期待インフレ率は4.0%と、速報値の4.2%から
低下し、昨年1月以来の水準に沈んだ。1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速
報値は52.8と前月の52.7からわずかに上昇した。新規受注が改善したものの、
労働市場の低迷と輸入関税によるコスト上昇を巡る企業の根強い懸念に相殺された。
 米民主党上院トップのシューマー院内総務は、共和党が国土安全保障省への予算削減
に同意しない限り、大規模な歳出法案を阻止すると表明した。米政府機関が一部閉鎖さ
れるリスクが大幅に高まった。米つなぎ予算案の期限は30日となっている。
 銀は前週末の海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となり、100ドル台
に上昇した。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米国のイラン攻撃の可能性が出てい
る。一方、1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.8と前月の
52.7からわずかに上昇したが、労働市場の低迷などを受けてドル安に振れた。週明
けは米政府機関の一部閉鎖の可能性を受けてドル安が進んだ。

<今日の予定>
●オーストラリア(オーストラリアの日)
・独景況感指数 2026年1月(ifo)
・米耐久財受注 2025年11月速報値(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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