金・銀午前=金は反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は反落。円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、戻りを売られる場面も見ら
れたが、ドル建て現物相場の上昇が下支えになった。銀はニューヨーク高を受けて買い
優勢となった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、金標準が220円安〜18円高、金ミニが
265.0円安〜129.0円高、ゴールドスポットが1182円高、銀が22.5〜
25.0円高。
 午前11時5分現在の出来高は、金が2万9413枚、金ミニが2万8120枚、ゴ
ールドスポットが1873枚、銀が20枚。
【NY金は地政学的リスクやドル安が支援】
 金は地政学的リスクやドル安が支援要因になった。トランプ米大統領は、専用機内で
記者らに「大規模艦隊がイランに向かっている。どんなことが起きるか見守ろう」と言
及し、緊張感が高まった。イランは米国のいかなる軍事行動も全面戦争と見なして報復
するとした。一方、1月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は56.45と、速報
値の54.0から上昇した。物価高や労働市場を巡る懸念はくすぶるものの、消費者心
理は全般的に改善した。1年先の期待インフレ率は4.0%と、速報値の4.2%から
低下し、昨年1月以来の水準に沈んだ。1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速
報値は52.8と前月の52.7からわずかに上昇した。新規受注が改善したものの、
労働市場の低迷と輸入関税によるコスト上昇を巡る企業の根強い懸念に相殺された。
 米民主党上院トップのシューマー院内総務は、共和党が国土安全保障省への予算削減
に同意しない限り、大規模な歳出法案を阻止すると表明した。米政府機関が一部閉鎖さ
れるリスクが大幅に高まった。米つなぎ予算案の期限は30日となっている。
 金先限は夜間取引で2万5964円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場
は1ドル=154円台前半の円高に振れた。銀先限は上場来高値544.9円を付け
た。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、史上最高値を更新。前週末の海外市場では、地政学的リス
クやドル安を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の5019.27ドルか
ら、米政府機関の一部閉鎖の可能性を受けて買い優勢となり、史上最高値を更新した。
 午前11時現在、5074.87ドルで推移、銀は1万0777セントで推移。前営
業日の大引け時点は金が4953.67ドル、銀が9906セント。

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