トウモロコシは、400セント水準で底入れ、反発を打診する環境になる。12日に 発表された米農務省(USDA)統計はネガティブ・サプライズとなったことで急落し たが、現物市場のサポートが強く、420セント台で下値を固めている。価格低下を受 けて、輸出需要が堅調な一方、農家は安値で在庫を売り急ぐ姿勢を見せていない。この ため、改めて下値を固めて修正高を打診する見通し。アルゼンチンで熱波報告が報告さ れていることはポジティブ。 大豆は、南米の生産・輸出圧力が警戒されることがネガティブ。これから過去最大規 模の供給が確実な情勢にあるが、産地では収穫作業の開始が報告されている。アルゼン チンの熱波に注意が必要だが、供給見通しに大きな修正を迫る可能性は低い。米バイオ 燃料需要拡大期待はポジティブだが、堅調な圧砕需要よりも低調な輸出需要が重視され やすい。ここから大きく値を崩す価格水準ではないものの、1000セント台前半にレ ンジを切り下げる展開が続こう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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