シカゴコーン市況=総じて反落、小麦の下落や米需給緩和観測が重石

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/03    430.00      431.50      427.25      428.25      - 2.25
   2026/05    437.75      439.25      435.25      436.00      - 2.00
   2026/07    443.50      444.75      441.25      442.00      - 1.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       269,346       445,058       1,707,556 (+ 19,279)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(1月22日までの週)
 コーン:151万0167トン(前週改定値:148万5874トン)
 小 麦: 35万1001トン(前週改定値: 39万7774トン)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(2月1日−2月5日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは総じて反落。終値の前日比は2.25セント安〜0.50セント高。中心限
月の3月限は前日比2.25セント安の428.25セント。
 前週末にがプレーンズ北半分の厳しい冷え込みで冬小麦の作柄懸念から急伸した小
麦が反落に転じたことが弱材料視された。ただ、アルゼンチン南部およびブラジル南部
の中央部における乾燥に対する警戒感が下支え要因となり底堅く推移する限月も見られ
た。
 3月限はこの日は427.25〜431.50セントと限られたレンジ内で高下。米
国の弱気な需給見通しを消化しながらも上値を抑制される展開が続き一時は430セン
ト台に乗せる動きが見られながらもこれを割り込んで終了。この日の安値圏での終了と
なり、上昇に対する抵抗の強さを窺わせる動きとなった。
 米農務省(USDA)発表の1月22日までのコーン週間輸出検証高は151万
0167トンで前週の148万5874トンを上回った。一方の累計は3143万
6830トンで前年の2050万0300トンを約54%上回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地中部では24〜25日にかけて結実期を迎えている大豆にとっての慈雨
となった。この雨は今週いっぱい、降り続く見込み。南部から中部にかけての地域はこ
のところ少雨傾向が続いており、ある程度のストレスを与えている。土壌水分はこれか
ら生育期を迎えるサフリーニャコーンにとっても不足気味の状態にある。
 アルゼンチン産地南部では24日から25日にかけて局地的な降雨が発生したもの
の、ほとんどの地域でかなり長い間、非常に乾燥した天気が続いている。今週前半は
局地的な降雨が見込まれるほか、31日から2月1日にかけて散発的な降雨が見込ま
れるが、土壌水分が十分に回復するには至らず、穀物の作柄は引き続き低下するだろ
う。今週前半は気温が上昇する見込みで、これも穀物にストレスを与えることになりそ
うだ。

 シカゴ小麦は反落。米産地の寒波に対する警戒感から前週末に上伸した後で利益確定
の動きが見られた。米産地では厳しい冷え込みとなったが、積雪があったことでスノー
カバーで寒波による被害が軽減された地域があるとの見方も売りを呼ぶ要因になった。
 中心限月の3月限は前日比7.00セント安の522.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは、24〜25日にかけて荒天となりほとんどの地域で凍結または降雪
となった。厳しい寒さに見舞われているが、今週は徐々に気温が上昇する見込み。ただ
積雪は今週いっぱいは残るだろう。積雪がスノーカバーとなった地域では寒波からの
ダメージが軽減されたと見られる。

今日の材料
・ブラジル産地中部では結実期を迎えている大豆にとっての慈雨が続く。
・ブラジル産地南部から中部にかけての地域はこのところ少雨傾向。
・アルゼンチン産地南部では24〜25日にかけて局地的な降雨発生も土壌水分の
 十分な改善には至らず。
・アルゼンチン産地南部では土壌水分の乾燥傾向が強まるなか、気温が上昇し
 穀物へのストレスとなるリスク大。
・米小麦産地では厳しい寒さで低温障害発生の可能性あり。
・1月22日までのコーン週間輸出検証高は151万0167トンで前週の148万
 5874トンを上回る。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。