[今日の視点]貴金属=大幅続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、大幅続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢
となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調とな
ろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は342.20ドル
安の4814.25ドル、銀が2638セント安の8209セント、プラチナが
291.60ドル安の2159.50ドル、パラジウムは168.90ドル安の
1711.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.40/42円で、前営業日の
大引け時点から1.45円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万5120円前後、銀は440.2円前後、プラチナ
は1万0100円前後、パラジウムは1万円前後。
【NY金は次期米FRB議長指名によるドル高が圧迫】
 金は前週末の海外市場では、次期連邦準備理事会(FRB)議長指名でドル高に振れ
たことを受けて急落した。
 金は次期連邦準備理事会(FRB)議長指名が圧迫要因になった。トランプ米大統領
は、次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事(55)を指名すると発表し
た。米大統領は「利下げに前向きだと確信している」と述べ、利下げ推進に期待を示し
た。ミランFRB理事は、31日に任期が切れる自身の理事ポストに、ウォーシュ氏が
就任する公算が大きいという認識を示した。ただ上院銀行委員会の主要な共和党メンバ
ーであるトム・ティリス議員は、司法省によるパウエルFRB議長に対する捜査が「完
全かつ透明に解決されるまで」承認に反対すると表明している。
 米上院は30日、2026会計年度(26年9月まで)予算案を賛成多数で可決した
が、下院は休会中のため週明けまで審議が行われず、政府機関の一部が閉鎖に入った。
ただ、今回の政府閉鎖は短期間で終わる公算が大きい。米共和党のジョンソン下院議長
は、政府機関の一部閉鎖を数日内に解除するために必要な共和党議員の票を確保できて
いるとの見方を示した。
 イラン指導部は1日、米国がイランを攻撃すれば地域紛争に発展すると警告した。ま
たイラン最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長は31日、米国との協議の枠組みを
構築する作業が進められているとした。トランプ米大統領はイランが米国と「真剣に協
議している」とし、「受け入れ可能な合意を期待する。核兵器のない満足のいく合意を
交渉によって得ることは可能だ」と記者団に述べた。

 銀は前週末の海外市場では、ドル高や金急落を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナドル高や金急落が圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル高や金急落を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金急落が圧迫要因になった。トランプ米大統領は、次期FRB議
長にケビン・ウォーシュ元FRB理事(55)を指名すると発表した。ドル高に振れ、
貴金属の圧迫要因になった。一方、米上院は30日、2026会計年度(26年9月ま
で)予算案を賛成多数で可決したが、下院は休会中のため週明けまで審議が行われず、
政府機関の一部が閉鎖に入った。ただ米政府閉鎖は短期間で終わるとみられている。
 1月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3に低下し、節目となる
50を割り込んだ。前月は50.1、事前予想は50.0。内需低迷が生産活動を下押
しした。中国経済の見通しも確認したい。

<今日の予定>
・中国製造業購買担当者景況指数 2026年1月(RatingDog)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年1月確報(Markit)
・独小売売上高 2025年12月(連邦統計庁)
・米製造業景況指数 2026年1月(ISM)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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