【市況】 金は大幅続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル高一服 を受けて下げ一服となったが、戻りは売られた。銀もニューヨーク安を受けて急落し た。 午前11時4分現在の前営業日比は、金標準が2503〜1989円安、金ミニが 2395.5〜1123.0円安、ゴールドスポットが1256円安、銀が158.0 〜115.5円安。 午前11時4分現在の出来高は、金が4万4516枚、金ミニが2万3666枚、ゴ ールドスポットが5518枚、銀が53枚。 【NY金は次期米FRB議長指名によるドル高が圧迫】 金は次期連邦準備理事会(FRB)議長指名が圧迫要因になった。トランプ米大統領 は、次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事(55)を指名すると発表し た。米大統領は「利下げに前向きだと確信している」と述べ、利下げ推進に期待を示し た。ミランFRB理事は、31日に任期が切れる自身の理事ポストに、ウォーシュ氏が 就任する公算が大きいという認識を示した。ただ上院銀行委員会の主要な共和党メンバ ーであるトム・ティリス議員は、司法省によるパウエルFRB議長に対する捜査が「完 全かつ透明に解決されるまで」承認に反対すると表明している。 米上院は30日、2026会計年度(26年9月まで)予算案を賛成多数で可決した が、下院は休会中のため週明けまで審議が行われず、政府機関の一部が閉鎖に入った。 ただ、今回の政府閉鎖は短期間で終わる公算が大きい。米共和党のジョンソン下院議長 は、政府機関の一部閉鎖を数日内に解除するために必要な共和党議員の票を確保できて いるとの見方を示した。 イラン指導部は1日、米国がイランを攻撃すれば地域紛争に発展すると警告した。ま たイラン最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長は31日、米国との協議の枠組みを 構築する作業が進められているとした。トランプ米大統領はイランが米国と「真剣に協 議している」とし、「受け入れ可能な合意を期待する。核兵器のない満足のいく合意を 交渉によって得ることは可能だ」と記者団に述べた。 金先限は2万4044円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相場 は1ドル=155円台前半の円安に振れた。銀先限は411.6円まで下落した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、次期連邦準備理事会(FR B)議長指名でドル高に振れたことを受けて急落した。アジア市場では、朝方の 4727.43ドルから、ドル高一服を受けて押し目を買われたが、4879ドル台で 戻りを売られると、一段安となった。 午前11時現在、4740.30ドルで推移、銀は8447セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が5156.45ドル、銀が1万0847セント。 MINKABU PRESS
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