2日の東京株式市場は荒れた展開で、日経平均株価は朝方に大幅高に買われた後に値を消し、後場は下値を探る展開で結局安値引けとなった。 大引けの日経平均株価は前営業日比667円67銭安の5万2655円18銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は24億7893万株、売買代金概算は8兆588億円。値上がり銘柄数は518、対して値下がり銘柄数は1032、変わらずは49銘柄だった。 きょうの東京市場は波乱含みの地合いとなった。前週末の米国株市場では半導体関連などハイテク株中心に値を下げ、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落したが、外国為替市場で円安が急速に進んだことや、衆院選で自民党が大勝するとの見方が強まるなか、朝方は大きく買い優勢に傾いた。日経平均は一時900円あまり上昇したが、その後は急速に上げ幅を縮小した。後場に入ると半導体関連の下げが足を引っ張りマイナス圏に沈み、更に下値を試す展開に。米国では次期FRB議長にややタカ派寄りとみられるウォーシュ元FRB理事が指名されたことで、これを警戒するムードもある。きょうは韓国市場が大幅安となるなどアジア株市場の下げも横にらみにリスク回避の流れが強まった。値下がり銘柄数は1000を上回りプライム市場全体の65%を占めた。また、売買代金は高水準で8兆円台に乗せている。 個別では、売買代金断トツとなったキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅安に売られたほか、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>など半導体関連の大型株の下げが際立っている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも下落、住友金属鉱山<5713>は急落した。バリューコマース<2491>はストップ安で値下がり率トップとなり、島精機製作所<6222>、丸文<7537>も大幅安に売り込まれた。 半面、フジクラ<5803>が堅調。トヨタ自動車<7203>、川崎重工業<7012>がしっかり。ファーストリテイリング<9983>が買いを集めた。コマツ<6301>も上昇した。スパークス・グループ<8739>が値上がり率首位に買われ、エンプラス<6961>も値を飛ばした。第一稀元素化学工業<4082>、三洋貿易<3176>、東洋エンジニアリング<6330>、東亜建設工業<1885>などレアアース関連株に値を飛ばす銘柄が多かった。日清紡ホールディングス<3105>、ワコム<6727>も大幅高。 出所:MINKABU PRESS
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