シカゴ大豆市況=軒並み続落、ブラジルからの供給増観測やドル買いを受け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/03   1,063.50    1,064.00    1,051.75    1,060.25     - 4.00
   2026/05   1,076.00    1,076.50    1,065.25    1,072.50     - 4.50
   2026/07   1,089.50    1,090.00    1,079.25    1,085.75     - 4.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       198,272         254,154         880,932  (+ 2,240)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(1月29日までの週)
 大 豆:131万0559トン(前週改定値:133万6311トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(2月8日−2月12日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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 大豆は軒並み続落。終値の前日比は5.00〜4.00セント安。中心限月の3月限
は4.00セント安の1060.25セント。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週に続いて130万トン台を記録し
底堅い輸出用需要を示したが、2月を迎えブラジルの収穫本格化とこれに伴う供給増加
観測が強まり売り優勢となった。また、ドル買いの動きやコーン・小麦の軟調も売りを
呼ぶ要因になった。

 期近の主要限月3月限は1063.50セントで取引を開始した直後に1064セン
トの高値を付けたがすぐに軟化し、1051.75セントの安値を記録。この水準で買
い拾われて欧州の時間帯後半には1059セント台に浮上。米国の時間帯は1059
セントを前後する小動きとなり、この水準のまま引けを迎えた。

 米農務省(USDA)発表の1月29日までの週の週間輸出検証高は131万
0559トンで前週の133万6311トンをやや下回ったが、130万トン台は維持
した。一方の累計は2199万1461トンで前年の3419万2882トンを約
36%下回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地中部では1月31日から2月1日にかけてまとまった雨量を伴う降雨が
発生。この雨は生育期後半を迎えている大豆にとって慈雨となっている。一方、2月に
を迎え大豆の収穫が開始されると同時にサフリーニャコーンの生育が始まるなか、全体
的に土壌水分はこの時期としては低水準。今後2か月にわたり安定的にまとまった雨量
を伴う降雨が無ければ、生育懸念が高まるだろう。
 アルゼンチン産地では低気圧が通過したにもかかわらず、ほとんどの産地ではまとま
った降雨とならず、土壌水分不足に対する懸念は中部および南部を中心にさらに高まっ
ている。今週末には南部に前線が到来し、まとまった雨量を伴う降雨が発生するだろ
う。雨が降らなければ作柄はさらに低下し、2期作目の穀物にはよりストレスがかかっ
てくるもよう。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは1月31日から2月1日にかけて寒気は移動し、気温は上昇。今週は
平年に比べて暖かな天気が続く見込みで、残雪の雪解けが促されるだろう。ただ、土壌
水分は全体的に十分というわけではなく、多くの地域で乾燥または干ばつが見られてい
る。少しの間、寒気のリスクは低いものの、春にかけて乾燥が生育の懸念となる彼末位
が高まっている。なお、2月半ばには再び荒天となる可能性がある。

 大豆製品は、大豆油は大豆の軟調に追随安。一方の大豆粕はアルゼンチンからの供給
不安がくすぶるなか、大豆油とのストラドルに絡んだ買いが見られて小高く終えた。
 大豆粕3月限は前日比0.90ドル高の294.50ドル。
今日の材料
・ブラジル産地中部では中部では1月31日から2月1日にかけてまとまった雨量を
 伴う降雨が発生。
・ブラジル産地全体的には土壌水分はこの時期としては低水準。
・アルゼンチンのほとんどの産地ではまとまった降雨とならず、土壌水分不足に
 対する懸念は中部および南部を中心にさらに高まる。
・アルゼンチン産地南部では今週後半に降雨発生か。
・米小麦産地での土壌水分は乾燥傾向。
・1月22日までの週の週間輸出検証高は132万4408トンで前週の134万
 5080トンをやや下回る。

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