前週は穀物相場全体が底堅く推移した。米バイオ燃料政策の詳細が明らかになったこ とで、バイオ燃料需要の拡大期待が強まった。税額控除の詳細が発表され、バイオ燃料 業界の投資が拡大する見通し。また、米中首脳の電話会談を経て、トランプ米大統領が 中国の米国産大豆購入が、今季2000万トンまで拡大するとの見通しを示したことが 大豆相場を大きく押し上げ、つれて穀物相場全体が強含んだ。 今週は徐々に値動きが鈍化しよう。大豆相場の急伸が続くかが焦点になるが、これか ら南米産が過去最大規模で供給される中、米国産大豆相場を本格的に押し上げるのは難 しい。中国の買い付けで米国産輸出の急減が阻止される可能性もあるが、世界の需要は 南米産にシフトする時期になる。トウモロコシ相場は短期的な売買テーマを欠く。現物 主導の上昇傾向には一服感も見られ、決定打を欠く見通し。最近の高値水準で、揉み合 う展開になろう。2月10日に米農務省(USDA)需給報告が発表されるのがイベン トリスクになる。 予想レンジは、トウモロコシが425〜435セント、大豆が1085〜1150セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。