●週間見通し穀物、高値水準維持も小動きに=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は穀物相場全体が底堅く推移した。米バイオ燃料政策の詳細が明らかになったこ
とで、バイオ燃料需要の拡大期待が強まった。税額控除の詳細が発表され、バイオ燃料
業界の投資が拡大する見通し。また、米中首脳の電話会談を経て、トランプ米大統領が
中国の米国産大豆購入が、今季2000万トンまで拡大するとの見通しを示したことが
大豆相場を大きく押し上げ、つれて穀物相場全体が強含んだ。
 今週は徐々に値動きが鈍化しよう。大豆相場の急伸が続くかが焦点になるが、これか
ら南米産が過去最大規模で供給される中、米国産大豆相場を本格的に押し上げるのは難
しい。中国の買い付けで米国産輸出の急減が阻止される可能性もあるが、世界の需要は
南米産にシフトする時期になる。トウモロコシ相場は短期的な売買テーマを欠く。現物
主導の上昇傾向には一服感も見られ、決定打を欠く見通し。最近の高値水準で、揉み合
う展開になろう。2月10日に米農務省(USDA)需給報告が発表されるのがイベン
トリスクになる。
 予想レンジは、トウモロコシが425〜435セント、大豆が1085〜1150セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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