[今日の視点]石油=下落を想定も、米国とイランの協議は不穏

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は下落へ。2026年6月限で300〜600円安程度を想定する。先週末
の海外原油は反発したものの、注目されていた米国とイランと協議がうまくいったと見
られていることが相場を圧迫しそうだ。トランプ米大統領は非常に順調だったと述べて
おり、今週にも両国は再び協議する見通し。ただ、米国はイランと取引する国に25%
の追加関税を科すと発表している。
 イランも今回の会合を好感している。アラグチ外相は良い始まりだったと評価した一
方、核開発を継続することを再確認した。報道によれば、イランは平和的なウラン濃縮
の権利を放棄するつもりはないが、濃縮度合いについては協議の余地があるようだ。
 米国はウラン濃縮の停止や、濃縮ウランの引き渡し、弾道ミサイルの制限、代理組織
への支援停止など、イランにかなり多くのことを求めている。アラグチ外相の発言から
すると、イランは米国の要求を叶えることはなく、トランプ米大統領の順調だったとの
発言は意味がわからない。今週イスラエルのネタニヤフ首相が訪米し、11日にトラン
プ米大統領と会談するが、イラン攻撃を繰り返し要求するのではないか。トランプ米大
統領の2期目においてネタニヤフ首相の訪米は7回目で、米国に対する圧力は尋常では
なさそうだ。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 国際収支(経常収支) 2025年12月(財務省)
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 2026年1月(財務省)
【経済】14:00 景気ウォッチャー調査 2026年1月(内閣府)
◆ アメリカ ◆
【経済】2/10 00:00 卸売在庫 2025年12月確報値(商務省)
【農産】2/10 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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