[本日の見通し]石油=下落も、イスラエルの要求はかなり多い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年7月限は6万3320円まで下落。ただ、夜間取
引の安値を試すような展開にはなっていない。
 イスラエルのチャンネル14によると、同国のネタニヤフ首相はイランに対して核開
発計画の完全な放棄、ウラン濃縮の停止、ウラン濃縮能力の放棄、イラン国内から濃縮
ウランを撤去すること、巡航ミサイルの飛距離を300キロに制限すること、イランを
中心とする抵抗の枢軸の解体、イランの監視強化を望んでいる。米国よりもさらに多く
を望んでおり、米国との協議でもウラン濃縮の継続を主張したイランはもってのほかの
ようだ。
 平和的な核開発はすべての国に認められており、イランも同様だが、イスラエルはイ
ランの主権を許容しない。米国とイランの協議は継続するようだが、双方の主張はそも
そも水と油である。何らかの合意にたどり着けるのか疑問だ。
 時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.63ドル安の62.92ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは62.62ドルから63.18ドル。
 原油7月限の予想レンジは6万3000円から6万4000円、ガソリン先限は8万
2500円から8万3500円、灯油先限は8万2500円から8万3500円。
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