金・銀午前=金は急反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は急反発。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。序盤の買い一巡後
は、円安一服やドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高
を受けて買い優勢となった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が575〜1097円高、金ミニが
98.0〜1110.0円高、ゴールドスポットが1130円高、銀が34.4〜
34.7円高。
 午前11時2分現在の出来高は、金が4万0594枚、金ミニが9609枚、ゴール
ドスポットが680枚、銀が15枚。
【NY金は安値拾いの買いが支援】
 金はドル安や安値拾いの買いを受けて買い優勢となった。AI(人工知能)関連支出
の急増に対する懸念から売りに見舞われていたリスク資産が地合いを回復するなか、安
全資産としてのドルに対する買いが後退した。今週は11日に発表される1月の米雇用
統計や13日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)などが焦点である。米経済につ
いて、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、2026年の見通し
について「慎重ながらも楽観的」という認識を示した。サンフランシスコ連銀のデイリ
ー総裁は、米国経済は「不安定」な状況にあるとの認識を示し、企業はおおむね慎重な
がらも楽観的である一方、これまで大量解雇に慎重だった企業も急速に方針転換する可
能性があるため、消費者の信頼感は薄れていると述べた。
 イランのペゼシュキアン大統領は、米国との間で行われた核協議について「一歩前
進」だと評価した。トランプ米大統領は今回の協議について「非常に良かった」と評
し、今週早くに次回会合を開く予定だとした。アラグチ外相は、米国との協議は核問題
に限定されていると述べ、イランは国内におけるウラン濃縮の権利を放棄しないと強調
した。
 金先限は2万6307円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になった。
円相場は1ドル=157円台半ばで円安が一服した。銀先限は438.0円まで上昇し
た。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。前週末の海外市場では、ドル安が再開するな
か、安値拾いの買いが入った。アジア市場では、朝方の5016.11ドルから、買い
優勢となったが、5044ドル台で上げ一服となった。
 午前11時現在、4988.27ドルで推移、銀は8061セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4843.04ドル、銀が7314セント。

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