日経平均株価 始値 55130.63 高値 57337.07 安値 55018.57 大引け 56363.94(前日比 +2110.26 、 +3.89% ) 売買高 30億6040万株 (東証プライム概算) 売買代金 10兆4558億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は大幅続伸、2000円超の上昇で最高値大幅更新 2.衆院選で自民党が歴史的大勝、リスクオンが一気に加速 3.一時3000円あまり上昇、5万7000円台に乗せる場面も 4.日経平均寄与度の高い値がさ株が寄与、全体押し上げる 5.全体の8割近くが上昇、売買代金10兆円を超える大活況 ■東京市場概況 前週末の米国市場では、NYダウは前日比1206ドル高と大幅に反発した。ソフトウエア関連株の売りが一巡し半導体株などを中心に買いが優勢となった。 週明けの東京市場では、主力株を中心にリスク選好の流れが一気に強まった。衆院選で自民党単独で310議席を上回る歴史的大勝をみせ、これが大きく好感された。 9日の東京市場は、主力株から中小型株に至るまで広範囲に買いが向かい、日経平均株価は先物主導で一時3000円を超える急上昇で5万7000円台まで上値を伸ばす場面があった。8日に投開票された衆院選で自民党が全体議席数の3分の2を超える316議席を獲得、これを好感する形で国内外の投資資金を呼び込んだ。日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が買われ全体指数を押し上げたほか、不動産や建設など内需株にも上値を追う銘柄が多かった。日経平均は朝方に急上昇した後は利益確定売りも出てやや伸び悩む展開となったが、個別株の物色意欲は終始活発だった。売買代金は10兆円を超える大商いで、値上がり銘柄数も1250あまりに達しプライム市場全体の8割近くを占めている。 個別ではアドバンテスト<6857>が大幅高に買われ、ディスコ<6146>も物色人気、ソフトバンクグループ<9984>も値を飛ばした。川崎重工業<7012>が買いを集め、三菱重工業<7011>も高い。ファーストリテイリング<9983>の上げ足も目立つ。住友電気工業<5802>が急伸をみせ、日立製作所<6501>なども大きく上昇した。古河電気工業<5801>、メイコー<6787>はいずれもストップ高となった。ユニチカ<3103>、フルヤ金属<7826>も値幅制限いっぱいに買われた。東京精密<7729>、住友精化<4008>、東京応化工業<4186>、東亜建設工業<1885>なども大幅高。 半面、売買代金トップのフジクラ<5803>が後場の決算発表後に軟化しマイナス圏で引けた。東京エレクトロン<8035>が売りに押されたほか、トヨタ自動車<7203>も朝高後に値を消し安くなった。KDDI<9433>が売られ、ソニーグループ<6758>も冴えない。TOWA<6315>も売りに押された。武蔵精密工業<7220>が急落、日本電気硝子<5214>も大きく下げた。東洋エンジニアリング<6330>、SUBARU<7270>、ユニ・チャーム<8113>なども下落した。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、TDK <6762>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1413円。うち755円はアドテスト1銘柄によるもの。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>、ホンダ <7267>、SUBARU <7270>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約183円。うち103円はKDDI1銘柄によるもの。 東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は輸送用機器、海運業、鉄鋼の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)非鉄金属、(2)不動産業、(3)機械、(4)建設業、(5)電気機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)陸運業、(2)空運業、(3)ゴム製品、(4)情報・通信業、(5)石油・石炭。 ■個別材料株 △ソケッツ <3634> [東証S] 株主優待制度の導入と26年3月期利益・配当予想の上方修正を好感。 △カイノス <4556> [東証S] デンカ <4061> 子会社によるTOB価格2285円にサヤ寄せ。 △東インキ <4635> [東証S] 今期経常を21%上方修正、配当も15円増額。 △古河電 <5801> [東証P] 今期業績・配当予想を上方修正。 △サンセイ <6307> [東証S] 今期営業益は6期ぶり最高益更新の見通しに。 △シキノHT <6614> [東証S] 三菱重 <7011> と渦電流探傷器の製品化開始。 △メイコー <6787> [東証P] 今期業績・配当予想を上方修正。 △電子材料 <6855> [東証S] 今3月期営業4割超の増益に大幅上方修正し配当も増額。 △川重 <7012> [東証P] 1株から5株への株式分割と期末配当予想の増額修正を好感。 △フルヤ金属 <7826> [東証P] 今期は一転最高益へ。 ▼日電硝 <5214> [東証P] 26年12月期最終減益へ。 ▼武蔵精密 <7220> [東証P] 今期純利益87%減へ下方修正。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)メイコー <6787>、(2)古河電 <5801>、(3)ユニチカ <3103>、(4)フルヤ金属 <7826>、(5)川重 <7012>、(6)東京精 <7729>、(7)住友精化 <4008>、(8)東応化 <4186>、(9)東亜建 <1885>、(10)アドテスト <6857>。 値下がり率上位10傑は(1)武蔵精密 <7220>、(2)日電硝 <5214>、(3)アズビル <6845>、(4)KDDI <9433>、(5)東洋エンジ <6330>、(6)SUBARU <7270>、(7)シード <7743>、(8)オープンドア <3926>、(9)ユニチャーム <8113>、(10)デンカ <4061>。 【大引け】 日経平均は前日比2110.26円(3.89%)高の5万6363.94円。TOPIXは前日比84.57(2.29%)高の3783.57。出来高は概算で30億6040万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1252、値下がり銘柄数は293となった。東証グロース250指数は714.96ポイント(4.34ポイント高)。 [2026年2月9日] 株探ニュース
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