●短期見通し穀物、底堅いが小動き=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、420セント水準で下値を固め、反発を打診する環境になる。ただ
し、現物ベーシスの上昇は一服し、430セント台では値動きが鈍化しやすい。堅調な
輸出、農家売り渋りで需給に適度のタイト感があることが相場を下支えするが、大きく
買い進むようなエネルギーは欠いている。南米産の供給圧力にも注意が必要な時期にな
るが、逆に大きく値を崩すような必要性も乏しい。緩やかな上昇地合で430セント台
定着を打診する展開に留まる見通し。19〜20日にアウトルック・フォーラム(展望
会議)が開催される。
 大豆は、南米の生産・輸出圧力が警戒されることがネガティブ。ブラジルでは、これ
から過去最大規模の供給が確実な情勢にある。中国が米国産大豆の追加購入を行う可能
性が浮上していることはポジティブであり、目先は11月高値1169.50セントが
意識される。ただし、南米産の出荷時期に、安定的な値上がりを促していくことは難し
い。中国の買い付け期待の織り込みが一服すると、1100セント台割れを打診しよ
う。中国買い付け期待は、一時的な上昇に留まる見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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