[今日の視点]貴金属=総じて反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて反落して寄り付く見通し。金はニューヨーク安を受けて売り優勢と
なろう。銀は先限が夜間取引で上昇した。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニ
ューヨーク安を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は13.91ドル安
の4994.56ドル、銀が3セント高の7851セント、プラチナが18.90ドル
安の2063.50ドル、パラジウムは37.56ドル安の1686.95ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.97/99円で、前営業日の
大引け時点から0.08円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万5680円前後、銀は400.0円前後、プラチナ
は1万0160円前後、パラジウムは8400円前後。
【NY金はドル高が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、ドル高を受けて手じまい売りが出た。
 金はドル高が圧迫要因になった。米新規失業保険申請件数は前週比2万3000件減
の20万6000件となった。予想以上に減少し、労働市場の安定化を反映した。市場
予想は22万5000件だった。
 地政学的リスクは下支え要因である。トランプ米大統領は、イランが核開発計画を巡
り合意しなければ「本当に悪いことが起きる」と警告した。また、米国がイランに対す
る行動に踏み切る可能性については、今後10〜15日を期限とする考えを示唆した。
 銀はきのうの海外市場では、押し目を買われたが、ドル高や金の上げ一服に上値を抑
えられた。
【プラチナはドル高が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高が圧迫要因になった。
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。米新規失業保険申請で労働市場の安定化が示
された。米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、昨年の連邦準備理事会(FR
B)の利下げで労働市場が改善し、関税の影響が薄れるにつれてインフレ率も再び低下
すると予想されることから、金融政策は適切な状態にあると述べた。
<今日の予定>
●中国(春節)
・消費者物価指数 2026年1月(総務省)
・独生産者物価指数 2026年1月(連邦統計庁)
・英小売売上高 2026年1月(国立統計局)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年2月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年2月速報(Markit)
・ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2026年2月速報(Markit)
・米消費者信頼感指数 2026年2月確報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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