●短期見通し穀物、底堅いが小動きが続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、420セント水準で下値を固め、反発を打診する環境になる。ただ
し、現物ベーシスの上昇は一服し、430セント台では値動きが鈍化しやすい。引き続
き堅調な輸出、農家売り渋りで需給に適度のタイト感があることが相場を下支えする
が、大きく買い進むようなエネルギーは欠いている。アウトルック・フォーラム(展望
会議)では2026/27年度の面積減少見通しが示されるも、相場に対する影響は限
定的だった。緩やかな上昇地合で430セント台定着を打診する展開に留まる見通し。
 大豆は、南米の生産・輸出圧力が警戒されることがネガティブ。ブラジルでは、これ
から過去最大規模の供給が確実な情勢にある。中国が米国産大豆の追加購入を行う可能
性が浮上していることはポジティブであり、目先は11月高値1169.50セントが
意識される。ただし、南米産の出荷時期に、安定的な値上がりを促していくことは難し
い。短期上昇リスクとの評価に留めたい。中国の買い付け期待の織り込みが一服する
と、1100セント台割れを打診しよう。アウトルック・フォーラムでは、2026/
27年度の作付面積増加でも、在庫積み増し圧力は限定される見通しが示されたことは
ポジティブ。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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