NY時間の終盤に入ってドル円は155円ちょうど付近での推移となっている。NY時間に入ってドル安が強まり、ドル円も154円台に値を落とす場面が見られた。最高裁がトランプ関税の効力を認めないとの判断を下したことでドル安の反応を示している。 ただ、トランプ政権は別の手段に迅速に切り替える可能性が高く、判決回避のために利用できる複数の手段を持っていると見られている。実際にトランプ大統領は、世界的に10%の関税を課す大統領令に署名する方針を示し、さらなる関税発動を可能にする一連の調査を実施する方針も示していた。 一方、本日は第4四半期の米GDP速報値と1月のPCE価格指数が公表され、為替市場はドル高で反応していた。GDPは1.4%増と予想を大きく下回った一方、PCE価格指数は予想を上回り、市場の利下げ期待の後退を正当化する内容となった。GDPについては、政府機関閉鎖の影響のほか、個人消費と貿易が下押し要因となっていた。 構造的問題からドル安トレンドはまだ終わっていないと見る向きは多いが、短期的にはドル買い戻しの可能性も指摘されている。 USD/JPY 155.02 EUR/USD 1.1786 GBP/USD 1.3489 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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