ゴム週間展望=期中7月限は反落か、ドル円の上値の重さなどに注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [2月23日からの展望]
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     週間高低(カッコ内は日付)         2月16日〜2月20日
<国内>         始 値     高 値       安 値       帳入値    前週比
 26年07月限      346.5     357.3(20)    345.2(16)   356.4    +  7.3
 RSS先限      352.0      359.0(19)   352.0(16)    359.0     +  7.0
 TSR20    290.0      290.0(16)    290.0(16)    290.0       0.0
 上海5月限   16345    16500(20)   16340(17)     16500     +  210
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 155.20円  前週末比 1.87 円安
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【前週までのレビュー】JPXゴムRSS3の中心限月の7月限は、ドル円が一段の円
高方向に動ければ、売り圧力が強まるとみた。
【期中7月限は軟化か】
 JPXゴムRSS3号の活発限月7月限は、円安や原油高を手掛かりに買いが先行
し、19日に357.0円まで上昇した。だが、同水準では上値が重くなった。357
円台は、1月30日の357.3円、2月10日の357.0円、直近の1カ月で2度
上値を抑えられた水準だ。昨日を含め三度、357円台で上値を抑えられたことで、同
水準は強い抵抗線となってきた。また、ドル円の戻りも徐々に鈍くなっているうえ、大
型連休明けの上海ゴムが軟化する可能性があることから、目先、7月限は売り圧力が強
まる可能性があるとみる。
【ドル・円相場に警戒】
 ドル・円相場で再び円高の動きに転じる可能性が強まっているとみる。ドル・円は、
18日に152〜154円のレンジ相場から上放れると、19日には155.34円ま
で上昇した。ただ、19日の時間足をみると、155円台前半で東京時間とNY時間、
2回上値を抑えられている。また、20日の東京午前でも同水準で上値が重くなってい
る。この背景には、クロス円が崩れていることが挙げられる。このところのドル円の上
昇場面では、ユーロ円を中心としたクロス円の上昇があった。だが、ユーロ円は、戻り
売りを誘いやすいチャートになっている。また、18日に米連邦準備制度理事会(FR
B)が公表した1月27〜28日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、先月2
3日に米財務省の要請でFRBが「レートチェック」を実施したことが明らかになっ
た。ドル円の上値を追っての買いは、入りにくくなっているとみる。ドル円が再び軟化
すれば、JPXゴムRSS3も地合いを緩めることになるだろう。
【上海ゴムは上値重く推移か】
 上海ゴムは24日から取引が再開される。大型連休前、最後の取引日となった13
日、中心限月の5月限は、前営業日比160元安の1万6390元で取引を終えた。値
動きとしては、9日から戻りを試していたが、11日、12日と上値を1万6600元
台で抑えられ、終値ベースで1万6500元を割り込んだことで、センチメントはやや
弱気に振れているとみる。24日の取引再開後、上値重く推移するようなら、JPXゴ
ムRSS3の売り圧力が強まりそうだ。
【東京ゴム活発限月の7月限のテクニカル要因】
 ゴムRSS3号の活発限月の7月限は、買いが先行した。1月下旬からの値動きを確
認すると、1月23日に上海高を手掛かりに一代の高値となる361.0まで上昇し
た。その後は、上海ゴムの軟化に合わせ売りが先行し、2月2日には334.6円まで
水準を引き下げた。だが、同水準で支持されると戻り歩調となり、10日には357.
0円まで上昇した。ただ、357円近辺では戻り売りを浴び、12日には345.1円
まで下落した。その後、345〜349円台でのもみ合いとなったが、19日にドル・
円が155円台前半の円安に振れると357.0円まで一時水準を引き上げた。20日
の午前中は355円を中心にもみ合いとなっている。
 買いが先行すれば、1月30日の高値357.3円がポイントになる。同水準を上抜
くと、1月23日に付けた一代の高値361.0円を目指すとみる。高値更新となれ
ば、節目の365円を目指そう。一方、軟化するようなら、節目の345円付近が支持
になる。同水準を割り込むと、節目の340.0円や2日の安値334.6円を意識し
た展開になる。
【今週の注目ポイント】
 大型連休明けの上海ゴムに注目したい。上海市場が大型連休中、JPXゴムRSS3
は、円安や原油高を手掛かりに上昇した。だが、連休明けの上海ゴムが追随しなけれ
ば、売り圧力が強まるので注意したい。
【相場予想レンジ】
 2月23〜27日のJPXゴムRSS3号7月限の中心レンジ予想は340〜365
円前後。テクニカルの支持線340.0円(節目)、抵抗線は357.3円(1月30
日高値)。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
23日 ●天皇誕生日、中国(春節)
    独景況感指数 2026年2月(ifo)
24日 米ケース・シラー住宅価格指数 2025年12月(S&P)
25日 独国内総生産 2025年10-12月期確報(連邦統計庁)
    ユーロ圏消費者物価指数 2026年1月確報(EUROSTAT)
    米新築住宅販売 2026年1月(商務省)
    米消費者信頼感指数 2026年2月(カンファレンスボード)
26日 米国内総生産 2025年10-12月期改定値(商務省)
    米個人所得・支出 2026年1月(商務省)
    米耐久財受注 2026年1月速報値(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
27日 鉱工業生産指数 2026年1月速報(経済産業省)
    小売業販売額 2026年1月速報(経済産業省)
       ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
    上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
    独雇用統計 2026年2月(連邦雇用庁)
    独消費者物価指数 2026年2月速報(連邦統計庁)
    米卸売在庫 2026年1月速報値(商務省)
    シカゴ購買部協会景気指数 2026年2月(シカゴ購買部協会)
    建玉明細報告(CFTC)
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