NY原油市況=反落、3回目の協議の控えて神経質な展開に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/04     65.89       67.28       65.38       66.31        - 0.17
  2026/05     65.72       67.05       65.24       66.13        - 0.11
  2026/06     65.40       66.67       64.94       65.83        - 0.05
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              873,096             2,047,019    ( - 7,596)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/03     267.82    + 9.24
                            2026/04     251.92    + 4.11
         改質ガソリン       2026/03     198.92    - 0.81
                            2026/04     224.69    + 0.35
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の4月限は反落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.17〜
0.11ドル安。その他の限月は0.05ドル安〜0.17ドル高。
 米国とイランの今年3回目となる核開発協議を26日に控えて売り買いが交錯したも
のの、マイナス圏で引けた。米国はイランがウラン濃縮を完全に停止するという主張を
取り下げた一方、イランは濃縮ウランの移転や希釈で米国に譲歩するとの報道もあっ
て、双方が妥結を目指して協議が進んでいる可能性がある。
 ただ、米国がイランの政権転換やミサイルの制限など、核開発問題以外の目標を取り
下げたのか不明。フーシ派など代理組織への支援停止についても報道は見られない。イ
ランは米国と核開発問題以外について協議しないと発表しており、イランの主張に沿っ
て協議が進んでいる可能性がある。米国はイラク戦争並みの規模で軍事力を中東に展開
しているものの、イランが米国の圧力に屈していないことについて、イランとの協議の
中心人物であるウィトコフ米特使によると、トランプ米大統領は疑問に思っているとい
う。
 一方、ウィトコフ米特使は、21日にイランが「工業用レベルの爆弾製造材料」を入
手するまであと1週間とフォックスニュースに対して述べ、脅威が差し迫っていると警
告した。米国はイランが核兵器を保有してはならないと繰り返しけん制している。
 時間外取引で4月限は65.38ドルまで下落した後、通常取引開始を控えてプラス
圏に浮上。通常取引序盤には67.28ドルまで上昇し、中心限月として昨年8月以来
の高値を更新。ただ、その後は上げが失速し、マイナス圏に押し戻された。
 改質ガソリンの当限は小幅続落。ヒーティングオイルの期近は反発。原油と同様に、
石油製品も売り買いが交錯した。
今日の材料
・イラン攻撃のリスクについてトランプ米政権内で主張が分かれる=報道
・中東に派遣された米空母ジェラルド・フォードの乗組員らは任務の延長に不満=報道
・イラン当局者は米国の攻撃が不可避かつ差し迫っていると認識=NYT
・米国とイランは混乱回避のため限定的なウラン濃縮を検討=NYT
・米国はイランが頑なに抵抗すれば武力行使でハメネイ師を退陣させる可能性を示唆=
NYT
・サウジ王家がイラン最高指導者ハメネイ師の排除と完全な政権交代を平和への唯一の
道と主張=チャンネル12
・イランは米企業に石油・ガス開発への許可も検討、譲歩の一貫として=ロイター
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