NYプラチナ市況=反落、トランプ関税の不透明感や株安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 4)  2168.7     2221.9      2118.7      2152.6    - 23.4
         (26/ 7)  2216.9    2242.9      2146.8      2180.4    - 19.3
 パラジウム  (26/ 3)  1782.50    1816.50     1751.00     1777.10   -  2.90
         (26/ 6)  1819.50    1841.00     1779.00     1805.30   +  0.40
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          22,425         20,463        69,826       (+    732)
 パラジウム         10,591          9,140        16,765       (+    135)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          48,804.06  - 821.91
     前日  154.94/96   1.1790/92   ・ナスダック         22,627.27  - 258.80
     本日  154.70/72   1.1788/90   ・10年米国債利回り      4.03  -   0.06
・NY原油  (26/ 4)   66.31 - 0.17  ・SPDR保有金残高  1,078.75      0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが23.4〜16.1ドル
安、中心限月の4月限が23.4ドル安、パラジウムは2.90ドル安〜3.30ドル
高、中心限月の3月限は2.90ドル安。
 プラチナ4月限は反落。時間外取引では、トランプ関税による先行き不透明感や金堅
調を受けて買い優勢となったが、買い一巡後は利食い売りが出て上げ一服となった。欧
州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、株安を受けて軟調となった。
 パラジウムは株安を受けて戻りを売られた。
 プラチナ4月限は時間外取引を2152.1〜2221.9ドルのレンジで推移し、
前日比15.2ドル高の2191.2ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、トラン
プ関税による先行き不透明感や金堅調を受けて買い優勢となったが、買い一巡後は利食
い売りが出て上げ一服となった。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。
 日中取引では、金堅調を受けて2186.4ドルまで上昇した。その後は、株安を受
けて手じまい売りが出ると、2118.7ドルまで下落した。
 米最高裁がトランプ大統領が導入した相互関税などを違憲と判断した。米大統領は
1974年通商法122条に基づき各国からの輸入品に150日の期間限定で課税する
大統領令に署名、21日にはその税率を15%に引き上げると表明した。関税による先
行き不透明感を受けて株安に振れた。また人工知能(AI)脅威論に対する懸念が残る
ことも株安要因となった。
 パラジウム3月限は、時間外取引を1774.50〜1816.50ドルのレンジで
推移し、前日比33.00ドル高の1813.00ドルとなった。3月限は高寄りした
のち、トランプ関税の不透明感や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となったが、買い
一巡後は上げ一服となった。欧州時間に入ると、押し目を買われた。
 日中取引では、他の貴金属の堅調が支援要因となる場面も見られたが、株安を受けて
戻りを売られた。時間外取引の安値を割り込み、1751.00ドルまで下落した。
 20日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの57万8195
オンス、パラジウムは変わらずの18万6269オンス。
今日の材料
・イランと米国は26日にスイス・ジュネーブでイランの核開発を巡る第3回協議を開
催する。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるイタリア中銀のパネッタ総裁は、ユー
ロ圏のインフレ率について、上下「どちらの方向」にも振れるリスクが大きいと警告
し、中国からの安価な輸入品が与える影響を注視する必要があるという認識を示した。
・2月の独IFO業況指数は88.6で、前月の87.6から改善し、市場予想の
88.4も上回った。現況指数、期待指数ともに改善した。ただエコノミストからは、
米関税措置の違憲判決を受けた今後の不確実性を指摘する声も出た。
・米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、2月の雇用統計で労働市場が一段と
堅固な基盤にあると示されれば、次回3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据
え置きを支持することに前向きな姿勢を示した。
・12月の米製造業新規受注は前月比0.7%減少した。民間航空機の受注急減が響い
たものの、人工知能(AI)への旺盛な投資などを背景に、他の分野の需要は堅調だっ
た。市場予想は0.6%減だった。
・トランプ米大統領は、関税措置を違憲とする米最高裁の判断を受けて「駆け引き」を
しようとする国は、「これまでよりもはるかに高い関税」に直面すると警告した。
・欧州議会は、トランプ米政権が一律15%の新たな関税措置を打ち出したことを受
け、昨年米国と合意した貿易協定の承認手続き延期を決定した。
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