金・銀午前=金が急伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金が急伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高が一服した
が、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀は8・12月限が上昇した。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が688〜945円高、金ミニが
599.5〜908円高、ゴールドスポットが1245円高、銀が36.0〜41.3
円高。
 午前11時3分現在の出来高は、金が2万9378枚、金ミニが2万8424枚、ゴ
ールドスポットが693枚、銀が7枚。
【NY金はトランプ関税の不透明感や株安が支援】
 金はトランプ関税の不透明感や株安が支援要因になった。米最高裁がトランプ大統領
が導入した相互関税などを違憲と判断した。米大統領は1974年通商法122条に基
づき各国からの輸入品に150日の期間限定で課税する大統領令に署名、21日にはそ
の税率を15%に引き上げると表明した。関税による先行き不透明感を受けて株安に振
れた。また人工知能(AI)脅威論に対する懸念が残ることも株安要因となった。米大
統領は、関税措置を違憲とする米最高裁の判断を受けて「駆け引き」をしようとする国
は、「これまでよりもはるかに高い関税」に直面すると警告した。
 イランと米国は26日にスイス・ジュネーブでイランの核開発を巡る第3回協議を開
催する。米国は中東での軍事プレゼンスを強化しており、両国間の軍事衝突リスクへの
懸念が高まっている。米国側の交渉を主導するウィットコフ特使は、イランがなぜ依然
として「降伏」せず、核計画の抑制に同意しないのか、大統領は疑問に思っているとフ
ォックスニュースのインタビューで述べた。
 金先限は1月30日以来の高値2万6822円を付けた。ニューヨーク高が支援要因
になった。円相場は1ドル=154円台半ばで円高が一服した。銀先限は442.4円
まで上昇した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は軟調。きのうの海外市場では、トランプ関税の不透明感や株
安を受けて買い優勢となった。アジア市場では、1月30日以来の高値5247.45
ドルを付けたのち、ドル高を受けて軟調となった。
 午前11時現在、5169.11ドルで推移、銀は8626セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が5026.76ドル、銀が7895セント。

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