穀物4品見通し=コーンは好調な輸出や今春の作付縮小観測などに支えられる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆5月限は2月11日以降は1140〜1160セントのレンジを中心に高
下していたが、2月下旬を迎えて1160セントを上抜く場面が見られている。
 米農務省(USDA)が2月の月例需給報告で中国向けの輸出増加の可能性に言及し
たことが引き続き強気材料視されるなかでの強気相場になっている。
 一方で米農務省(USDA)アウトルック・フォーラムでは26/27年度の米国の
大豆作付面積は前年度の8120万エーカーから8500万エーカーに拡大するとの見
通しが示されたことが重石となっている。
 2月半ばの春節を終えて中国の休場が明けていることで中国向け輸出が期待通りに増
加するかどうかが注目される。3月末にトランプ米大統領が中国を訪問する予定となっ
ていることも、中国向け需要期待を支える根拠となるなか、底意の強い動きが見込まれ
1160セント前後を維持すると予想される。
 ただ、期待に反して中国向け輸出の増加の兆候が見られないようであれば、これまで
上昇した後の反動安場面を迎える可能性もある点に注意をしたい。
<コーン>
 シカゴコーン5月限は440セントを上値抵抗線として意識する動きが続いていた
が、2月下旬を迎えるとその水準を上抜き26日の取引では今年1月12日以来の高水
準まで浮上している。米農務省(USDA)アウトルック・フォーラムで26〜27年
度の作付面積が前年度の9880万エーカーから9400万エーカーに縮小するとの見
通しが示されたことが強気材料となっている。
 ブラジルで乾燥傾向が強まりサフリーニャコーンの生育不安が台頭していることに加
え、3月を控えるなか今春の米国の作付動向に対する関心が高まるなか買い戻す動きも
見られている。
 ブラジルでは当面、乾燥がちな天気が続くと予想されていることが強気材料視される
なか、445セント前後に値位置を切り上げる動きが想定される。
<小豆>
 取組はゼロの状態が続き、手出し難となっている。
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