NY原油市況=反発、中東戦争警戒し昨年8月以来の高値を更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/04     65.35       67.83       64.85       67.02        + 1.81
  2026/05     65.37       67.65       64.76       66.89        + 1.78
  2026/06     64.96       67.27       64.53       66.56        + 1.67
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              781,204             2,099,412    ( + 13,234)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/03     267.09    + 5.84
                            2026/04     259.60    + 7.02
         改質ガソリン       2026/03     207.79    + 4.56
                            2026/04     228.55    + 3.18
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月は1.78〜
1.81ドル高。その他の限月は0.88〜1.67ドル高。
 米国とイランの3回目の核開発協議を受けて、イランは核開発合意に前向きな態度を
示している反面、トランプ米大統領は「イランとのこれまでの協議に不満」、「イラン
は誠意と良心をもって交渉していない」などと述べるなど、イランとの温度差が明らか
となっている。トランプ米大統領は今月19日にイランは10日から15日以内に核開
発で合意しなければならず、さもなければとてもひどいことが起こると述べて警告した
経緯があり、この言葉どおりであればタイムリミットは迫っている可能性がある。
 米国務省が在イスラエル米大使館の緊急対応にあたる職員以外に国外退去を要請した
ほか、中国政府が同国市民にイランからの即時退避を求め、イランと米国と軍事衝突懸
念が高まったことも買い手掛かり。
 3月1日、石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国は会合を開き、4月に日
量13万7000バレルの自主減産を巻き戻すことについて協議する可能性がある。主
要8カ国は今年1−3月期については自主減産の解消を一時停止しているが、需要期に
向けて生産枠を引き上げる公算。ただ、生産枠の引き上げに沿って生産量は増えていな
い。
 時間外取引で4月限は上昇し、通常取引序盤にかけて67.83ドルまで上げ幅を拡
大。その後は買いが一巡し66.13ドルまで上げ幅を削ったが、67ドル付近に切り
返して引けた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は堅調。原油相場に連動した。
今日の材料
・ルビオ米国務長官、来週2、3日にイスラエルを訪問へ
・イスラエル政府は米国によるイラン攻撃が近いと確信=カン・ニュース
・イスラエルの主要都市で公共の爆弾シェルターが開放=報道
・ジェラルド・R・フォードを中心とする空母打撃群がイスラエル沖に到着
・中東で何年も終わりが見えない戦争を続けるという発想はあり得ない=米副大統領
・イランが核兵器を入手できないことを確実にする=同上
・米副大統領とオマーン外相が会談、核開発協議の進展について共有
・近日中のさらなる決定的な進展を楽しみにしている=オマーン外相
・平和は手の届くところにある=同上
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