シカゴコーン市況=総じて反発、強気な輸出成約高や小麦の大幅高から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/03    434.00      442.25      433.75      441.50      + 9.75
  2026/05    442.50      454.50      442.50      453.50      + 9.75
  2026/07    452.50      463.50      452.50      462.75      + 9.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       517,758       499,979       1,612,650 (- 4,811)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(2月26日までの週)
 コーン:217万6600トン(事前予想レンジ:190万〜310万トン)
 小 麦: 25万8100トン(事前予想レンジ: 25万〜 50万トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月11日〜3月15日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並み〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて反発。終値の前日比は変わらず〜9.75セント高。期近の主要限月
5月限は前日比9.75セント高の453.50セント。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を大幅に上回る強気な内容だっ
たことが好感された。米国産地の乾燥懸念で小麦が堅調となったことも買いを呼ぶ要因
となった。この日の上伸で5月限は450セント台を回復して引けた。
 期近の主要限月5月限は442.50セントで取引を開始。欧州の時間帯にかけて
じり高となりながらも446セントが上値抵抗線として意識されたが、米国の時間帯に
地合いを引き締めて引けにかけて上値を探る動きを展開。引け間際に454.50セン
トの高値を付けた後、高値圏を維持して取引を終えた。
 米農務省(USDA)発表の2月26日の週までのコーン週間純輸出成約高は217
万6600トンで前週の69万7500トンを大幅に上回った。
 今年度の累計純輸出成約高は6498万2500トンと、前年同期の4955万
6900トンをおよそ31%上回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では今週は北部産地での降雨の機会は減少し、大豆の収穫が進行したほ
か、サフリーニャコーンの作付けが進行。ただ、作柄悪化は依然として警戒されてい
る。一方の南部では下層土の土壌水分が低水準にあるため、雨が一定期間、降り続く必
要があるが、7日以降は散発的な降雨が発生する見込み。
 アルゼンチン産地では前週は広い範囲で乾燥傾向が見られたことは、成熟期を迎えて
いるコーン及び大豆の作柄低下を促す要因となっている。アルゼンチン産地では一部で
降雨が見られたものの、2月を通して作柄が低下。今週の降雨による雨量も事前予想を
大幅に下回るものにとどまっている。7〜8日にかけて北部で降雨が見られるが、9日
の週には少雨傾向が強まる見通しとなっている。なお、作付時期が遅かった穀物に関し
ては、まだ作柄改善の可能性が残されている。

 シカゴ小麦は続伸。引き続き米国そしてアルゼンチンと主要生産国での乾燥傾向とこ
れに伴う作柄悪化懸念が強気材料視された。この日5月限は一時、今月2日以来の高値
となる586セントまで浮上。終値ベースでは2月27日以来の高水準を記録した。
 期近の主要限月の5月限は前日比15.50セント高の583.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 南東部では5日夜間から雨または雪が発生。ワイオミング州やサウスダコタ州では積
雪が見込まれている。9日の週には活発な低気圧が到来し10日には再び雨交じりの雪
となるもよう。小麦産地南部では全体的に土壌水分が低水準にあり、コロラド州、カン
ザス州の一部地域では程度は弱いながら干ばつ状態にある。7日から8日にかけて降雨
が見込まれるが、一部では冠水が発生する恐れもある。なお、南西部で乾燥傾向が続く
ようであれば、小麦の作柄回復は見込み難くなる。9日の週の降雨も東部に集中する見
込みで南西部では小麦生育には厳しい状況が続きそうだ。

今日の材料
・ブラジル産地北部産地での降雨の機会は減少し、大豆の収穫及びサフリーニャコーン
 の作付けが進行。
・ブラジル産地南部では下層土の土壌水分が低水準。
・アルゼンチンでは前週は広い範囲で乾燥傾向となりコーン・大豆の作柄低下。
・アルゼンチン産地では乾燥地域のコーンおよび大豆の作柄改善は困難。
・米小麦産地南部では乾燥傾向が続く。
・2月19日の週までのコーン週間純輸出成約高は69万7500トンで前週の
 153万5300トンを大幅に下回る。

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