[今日の視点]石油=ドバイ原油に連動するなら大幅高へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は大幅高へ。国内市場は週明けに急伸した後、中心限月の2026年8月限
の上げ幅はかなり狭いが、月曜日の大引けから昨日の17時にかけてドバイ原油は1バ
レル=15ドル程度上昇。国内市場と海外原油の裁定が働き、価格差が埋まるなら、
4000円程度の上げ幅になっても違和感はない。円相場は1ドル=157円半ばで円
安・ドル高推移。最も取組高の多い7月限が7万3000円超えから一段高となれば、
8月限はサヤ寄せするとみる。
 市場参加者のあまりいない国内先物市場の値動きは読みづらいものの、ホルムズ海峡
の閉鎖を受けて海外市場では需給がすでにひっ迫している。ウクライナ戦争を続けるロ
シアの制裁原油をためらいなく手当しようとするインドのような国は一時的に安堵でき
るかもしれないが、そうではない国にとって代替供給元は見当たらない。日本も同様で
ある。
 イラン戦争が沈静化する兆候は見られず、イランはアゼルバイジャンも攻撃してむし
ろ敵を増やし続けている。イラン最高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ事務局
長は「ホメイニ師とハメネイ師の勇敢な子孫がイランで地上侵攻を待っている」と米国
の地上戦開始を煽るなど、状況は明らかに激化した。アラグチ・イラン外相は「米国に
は機会があった。二度にわたり交渉中に我々を攻撃した。将来の交渉のことを思うと吐
き気がする。
我々はあらゆる可能性のある地上侵攻に完全に備えている」と語るなど、発言内容は過
激である。イラン戦争の長期化に備えるべきだ。
<今日の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 国内総生産 2025年10-12月期確報(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 製造業受注 2026年1月(経済技術省)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 小売売上高 2026年1月(商務省)
【経済】22:30 雇用統計 2026年2月(労働省)
【経済】3/7 00:00 卸売在庫 2026年1月確報値(商務省)
【経済】3/7 05:00 消費者信用残高 2026年1月(FRB)
【商品】3/7 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】3/7 00:00 Ivey購買担当者景況指数 2026年2月(RISB)
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