[本日の見通し]石油=国内市場の振幅は穏やかも、イランはすべてを拒絶へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年8月限は上昇。ただ、急伸する海外相場と比較し
て、国内市場に振幅はほとんどない。
 アル・ジャジーラの報道によると、イラン戦争が始まった後、核開発協議の仲介国で
あるオマーンを通じて沈静化の取り組みがあったという。類似の報道はこれまでもあっ
た。ただ、イランは米国との協議を完全に拒否したもよう。イランの小学校が空爆され
て子供を中心に多数の死者が発生したことや、スリランカ沖でイランの軍艦が米軍に撃
沈されたことで、イランの敵意が拡大しているのではないか。
 スリランカ沖で沈没したイランの軍船はインドの軍事パレードに参加して帰国する途
中で、武装はしていなかったもようで、救難信号にも関わらず、それを無視した米軍に
対して怒りをあらわにする声が多い。インド当局も救難信号を無視した可能性があり、
イラン戦争は東方へさらに広がる余地もある。ヘグセス米戦争長官は「米国の潜水艦が
公海上で安全だと思い込んでいたイランの軍艦を撃沈した」と自慢げに語っていたが、
丸腰の船舶を警告もなしに沈めたならば、イランはすべてを拒絶するだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比1.50ドル安の79.51ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは78.98ドルから79.91ドル。
 原油8月限の予想レンジは7万0500円から7万1500円、ガソリン先限は9万
9500円から10万0500円、灯油先限は9万9500円から10万0500円。
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