石油午前=海外相場は急伸も上値重い、米国は新たな原油高対策を発表へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は上値が重い。ホルムズ海峡の閉鎖を背景とした供給不足から海外原油
が急伸しているものの、国内市場の上げ幅は限定的で、中心限月は一時マイナス転換す
るなど不可解な値動きとなっている。米国が発表する新たな原油高対策が期待されてい
ることが圧迫要因。ただ、中東産原油の供給が大きく減少するなか、日本の需給もまも
なくひっ迫する見通し。円相場は1ドル=157円半ばで、前日よりも円安・ドル高推
移。時間外取引でニューヨーク原油は反落の動き。
 日中取引開始後、原油の2026年8月限は一時売り優勢となり、7万0160円ま
で下落。その後はプラス圏に切り返しているが、海外相場のような動意は全くみられな
い。
 午前11時08分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
220〜2310円高。
 午前11時08分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が602枚。
【サウジ西部から輸出が始まる】
 調査会社ケプラーによると、今月が始まってからの4日間でサウジアラビア西部の紅
海沿岸に位置するアル・ムアジズの石油ターミナルから1000万バレルが輸出され
た。ホルムズ海峡が閉鎖されるなか、サウジアラムコは同国の東西パイプラインを利用
して同海峡を迂回し輸出を開始した。ペルシャ湾だけでなく紅海も危険だが、需給はひ
っ迫しており、タンカー市場でもリスクをとる動きがみられる。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比1.54ドル安の79.47ドルで推移。
本日これまでのレンジは78.24ドルから79.91ドル。
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